2009年03月15日

「IDEA HACKS!」を読んだ

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣 (原尻淳一、小山龍介 著)を読んだ。

成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内で紹介されていた本。IDEA HACKSというタイトルだが、アイデアを出すとか言うことに限定されておらず、仕事の進め方などのハックが占める割合が多い。自分で無意識のうちに実践しているものもかなりあり、改めて文章化されている内容を見て再認識したものもあった。自分が今後取り入れていきたいと思うものをいくつかメモしておく:
  • 03:アイデアは一刻も早く忘れる。短期記憶と長期記憶の仕組みを意識し、メモをすることによって頭の中の短期記憶から消去して作業領域を確保する。メモは、その場の状況や前後の脈略まで記載する。
  • 04:アイデアメモは一刻も早く捨てる。メモを溜め込まずに活用して捨てる。フロー型情報からストック型情報へと整理する。
  • 08:ノートは時間で管理する。分野別などで分けずに1冊だけにする。わかりやすいインデックスをつける(検索性の確保)。多少無駄が発生しても、一定期間でノートを換えていく。
  • 13:一週間の予定は金曜の夜に確保する。リスクを早めに見切るのに有効。(何かあってもフォローできる)
  • 15:15分以上かかる作業はすべてスケジュールへ組み込む。ToDoリストでは消化できない。
  • 31:覚えにくい事柄は物語で記憶する。英単語や漢字や歴史などを例にとっても、物語があると覚えやすい。そういえば、ビジネス書でやたら例を挙げてものごとを説明しているスタイルの本が多いけど、こういう効果を狙っているんだろうなぁ。
  • 53:「いいもの」をたくさん見る。イメージバンク(うまくいったときのイメージをたくさん持っておく。)
  • 62:ハードディスクは宝の山。Webで見つけたサイトを自分のパソコンに保存しておく(後で検索で見つかるのでフォルダ分けは適当で)。アイデアを考えるときにパッと浮かんだキーワードをGoogleのデスクトップ検索を使って検索すると、過去にやったことのある仕事や気になったことがひっかかる。
  • 64:出会いと別れ。ありきたりの考えから別れる。「デタッチメント」という考え方で、自分の出したアイデアに対して、ちょっと引いて客観的な距離をとって接してみる。
  • 72:相手に対して目線を下げる。2時間近い「白雪姫」の映画を23ページの絵本にまとめる例。話の要点をつかむことに長け、相手に合わせて説明していく。
  • 73:自分の勝ちパターンを持っておく。パターン化。自分、相手、会社のパターンに一度目を向けてみて、自分にとって有意なパターンを意識してみる。
他にもいろいろとあった。自分の中で少しずつ取り入れたり改良したりして、パフォーマンス向上につなげたいところ。
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2009年02月28日

「レバレッジ・シンキング」を読んだ

レバレッジ・シンキング(本田直之 著)を読んだ。

成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内で紹介されていた本。小さな時間・労力で大きな成果を生み出すことをテーマにした本。非常にためになる内容であり、ぜひ実践していきたいと感じた。以下、引用が多くなるが、参考にしたい考え方を備忘録的にメモしておく:
  • 「労力」「時間」「知識」「人脈」に自己投資し、パーソナルキャピタル(自分資産)を構築し、レバレッジをかけて、不労所得的に成果を上げ、"Doing More With Less"を実現する。
  • 労力・時間1に対し、成果を1(ハードワーカー)ではなく、無限大まで高め、労力・時間を減らし、さらに自己投資に向けることができる。
  • パーソナルキャピタルを増やすと同時に、マインドも高めていく必要がある。
  • ゴールを明確に描き、「しないこと」を見つける。
  • アクティブに行動する。テレビは生で見ず、一度録画して、空き時間に必要な部分だけ見ることによりアクティブに見ることとする。ルーティンワークはパッシブの印象が強いが、習慣化を図ったり、仕事を仕組み化するのはアクティブ・ルーティンである。
労力のレバレッジ
  • 仕組み化:「仮説→実行→検証→仕組み化」。仕組み化により、先々継続してリターンを生む。チェックリストを活用する。
  • 無意識化・習慣化:習慣チェックリスト。数値管理によって日々の達成感を味わう。
  • KSF(Key Success Factor)を見つける:始める前にどうすればよいか、その最短距離を考えて効率的に行動する。仕事をするときには、必ずKSFは何かを意識する。ある程度の仕事の経験を積むと、何がうまくいった要因だったのかがわかる。そのうまくいったケースを振り返り、分析することでKSFを見つけることができる。他にKSFを探す手段として、前例を調べる、うまくやっている先輩などに聞く、ビジネス書から学ぶ、などがある。俯瞰逆算思考が不可欠。
  • その他のレバレッジ:二毛作、自己暗示(限界を自分で作らない)、エクササイズ。
時間のレバレッジ
  • 時間があるから成果が上がらない。意図的に時間を短くして成果を上げるようにする。
  • 先に自由時間をつくることに専念せず、まずは投資をすることが時間を生み出すコツ。
  • 俯瞰逆算思考で、まずゴールを決め、現状からゴールまでを俯瞰し、逆算思考でタスクを決める。
  • 時間のルーチン化。時間割を作る。
  • 自己投資の時間を天引きにする。
  • タスクには制限時間を設ける
  • 時間の固定費を削る。固定費とは、ルーチンワーク、定時ミーティング、睡眠、食事、通勤、コンピュータの入力や検索などの時間。パソコンのノウハウを研究して実践することは大きな効果をもたらす。
知識のレバレッジ
  • 前例に学ぶ:1から100を生む。(0から1ではない)。自分に似たタイプの人のやり方を参考にする。レバレッジ・リーディング(著者が別に出版している本。すでに既読。)。先輩や同僚、他企業など外部のノウハウにレバレッジをかける。
  • レバレッジ・ミーティング:まず自分がビジネス書を読んで一段階レバレッジがかかり、その後その本から得られるノウハウを自社にどう応用したらよいかを考えてチーム・ミーティングを実施することで、二段階目のレバレッジがかかる。「V字回復の経営」という本を使った著者の例。
人脈のレバレッジ
  • 人脈のレバレッジにより、自分一人で出せる成果の何倍もの大きな成果を生み出すことができる。人脈づくりは5年、10年、20年といった長期スパンで考える。
  • コントリビューション:人脈作りの基本。まず貢献できる何かを持っていることが重要。関係性ができたら、不定期でもいいので、継続的なコンタクトおよびバリュー提供を行う。関係性をつくるよりも継続するほうが難しい。
  • パーソナルブランディング:「パーソナルブランディング」という本が参考になる。
  • 他人の力:経験者・実践者をアドバイザにする。

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「READING HACKS!読書ハック!」を読んだ

READING HACKS!読書ハック! (原尻淳一 著)を読んだ。

『超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣』というサブタイトルがあり、読書をテーマにしたハックシリーズものだが、習慣づけとか、アウトプットを重視するとかについても書かれていて、参考になった。

この本で紹介されているハックの中で、自分でも取り入れたいと思ったもののうちいくつかを備忘録として書いておく:
  • 04: 読もうと思っている本の著者インタビューを事前に拾い読みし、結論部分を把握してしまう
  • 10: 音楽を聞きながら本を読むことについて、
    1. 文字情報のインプットは1つに集中すると効率的。
    2. インプットとアウトプットを同時にすることは効率的でない。
    3. 音楽はアウトプット生産にドライブをかけるツールとして効果的に機能する。
    著者の実験では、ボーカルが入らないテクノやクラシックで、ボリュームは大きすぎないのがよかったとのこと。
  • 16:amazonなどでは、レビュアーの意見ではなく、自分が抱えている問題を自覚し、少しでもそれに対応するヒントを探すようにする。「レビュアー自身の考えに凝り固まっていて、徹底的に批判を加えるか、強烈に賛同するタイプ」は注意が必要。Web Shopで買わず、良本の選択の打率を上げる。
  • 22:書評・ブックレビュー検索エンジン。横断検索サイト。
  • 23:amaztype。検索結果で出力される本の表紙が、自分が入力した文字になる。お遊び
  • 27:Webcat Plus。連想検索。
  • 28:想-IMAGINE Book Search。ブックナビゲーション。「新着マップ・テーマ」という本のカテゴリや、Wikipediaの記事を、検索で入力した文字に関連する情報として結果出力する。
  • 29:読書投資基準=70:20:10。既存ビジネス領域70、それをサポートする、あるいは新しいビジネスになりうる領域20、全く未知の領域10。
  • 32:ブックダーツの活用。
  • 33:ブクログ。オンライン上で自分が読んだ本を可視化することができる。
  • 36:速読術のコツは、「高速で何度も目を通すこと」
  • 37:目次読書法
  • 39:太字ゴシック読書。見出しと太字ゴシックで書かれた部分を中心に本を読む。重要な部分を太字ゴシックで示しているビジネス書などではとても効果的。
  • 51:自分のビジネスにおけるベンチマークとなるアウトプットをあらゆる分野で用意しておき、これから自分が作成するものについては、常にこれを越えようという意識をもっておく。「名作ファイル」。文章のお手本を見つける読書。
  • 52:ノウハウ本は実験をして、自分にあったものだけを取り入れる。
  • 62:自分だけの教訓ノートを作る。本から学んだ他人の教訓をアレンジして、自分の仕事に取り入れる。
  • 72:残す資料は「最終企画書」と仕事を総括する「教訓ノート」。その他の途中経過などの資料で紙ベースのものは、案件終了後に捨ててしまう。
  • 84:ブログ読者カードを作成していく。
  • 86:ブックストッパー。1個販売だが、当然2個必要。
他にもかなり参考になる記述はあったけど、多くなりすぎるので割愛。キャリア形成とか、ビジネスドキュメントを対象にした読書とか、類似の本とはちょっと変わった視点での記述は参考になった。

なお、著者のブログはこちら
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2009年02月15日

「出逢いの大学」を読んだ

出逢いの大学 (千葉智之著)を読んだ。

成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内で紹介されていた本。普通のサラリーマンである著者がどうやって豊富な人脈を築いてきたか、どういうノウハウがあるのかを紹介した本。

人脈とはなにか、というところから、困ったチャンへの対応術などまで触れられており、本は薄いながらも凝縮されている感じ。重要なエッセンスとして、「見返りを期待しない」「好奇心をもって、とにかく動く」の2点に集約される、とあとがきに書いてある。

自分のような人づきあいの苦手だったり、時間がなかったり、いろいろなことに興味を持ちすぎて集中できないような人にとっては、この本の内容を実践するのはとても難しいと感じた部分もあった。しかし、この本で述べられているようにすばらしい人脈というのはお金に換算できないほどの価値があるんだろうし、もっと人脈というか、人づきあいという観点で考え方を変えていく必要があると感じた。

たくさんの初対面をこなして慣れていく、というところから始めていく必要がありそう。多忙を言い訳にせず、昨日までと違うことをするようにしようと思う。

この本には、いろいろと参考になるエッセンスが書いてあるので、しばらくたってからまた見直してみようと思う。高速リーディングであれば1時間もかからない内容だし。
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「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100」を読んだ

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100を読んだ。

成功本50冊「勝ち抜け」案内が売れたということもあり、最近似たような本が多く発売されているけど、この本は最近話題の神田昌典氏と勝間和代氏による共著となっており、特に注目を集める内容。

両氏がこれまでどういう読書遍歴をたどってきたとか、こういう年齢でこういう状況のときにこういう本を読んで非常に役立った、などの情報の記載されている。直接自分の今の状況に役立つわけではないけど、参考にはなる。

さすがに厳選された100冊だけあって、有名な本も含まれているが、自分が未読でぜひ読みたいと思ったものをメモとして残しておく。ただし、この本で勝間氏が言っているように、自己啓発書は3冊だけじっくり読んで実行することが先決、というのは真実だと思うので、あまり読書ばかりしないで実践の機会を作っていきたいと思う。

オーディオブックも推薦されていたりするけど、自分は音楽を聴く人なので、さすがに移動中までオーディオブックで勉強する気にはならない。道を歩いていると騒音もうるさいだろうし、騒音をカットするイヤホンは、車が近づいているなどの危険な状況を気づくタイミングが遅れる原因になるし。

神田氏推薦
  • ナニワ金融道:マンガだけど、リアルなおカネの世界を知るには最良の教科書
  • 人の心を動かす文章術
  • それでもなお、人を愛しなさい:落ち込んだときに土壇場の力を与えてくれる逆説の10カ条(p.24-25)
勝間氏推薦
  • 自助論
  • 「原因」と「結果」の法則
  • イノベーションのジレンマ(増補改訂版)
  • プロフェッショナルの条件 [ドラッカー著]
  • 史上最強の人生戦略マニュアル
  • 「困った人たち」とのつきあい方:対処の努力をいつあきらめるか、についても書いている。
  • ネクスト・ソサエティ [ドラッカー著]
  • ビジネス・ゲーム:絶版なので50冊リストからははずされている。とこの本には書いてあるけど、最近文庫として復刊したらしい
最後に、自分ですでに読んだことのあるもの。結構かぶっている
  • ユダヤ人大富豪の教え:マンガ版だけだが…
  • 7つの習慣:会社の研修で受けたことがあり、本を読んではいない…
  • あなたもいままでの10倍早く本が読める:フォトリーディング本。今読んでいる最中。
  • 本を読む本:フォトリーディングと関連して語られる本。これも読んでいる最中。
  • EQ こころの知能指数:会社の研修で受けたことがあり、本を読んではいない… ブックオフの100円コーナーでよく見かける気がする…
  • ザ・ゴール:TOC (Theory Of Constraints)とかボトルネックとかを学べる。ストーリー仕立てで非常に良くできている本。同じ著者の続編もほとんど読んだけど、TOCを製造分野以外にも適用しようとしていて、やはり感心した。
  • 暴走する資本主義:最近読んだ。
  • ウォール街のランダム・ウォーカー:まだ投資を勉強し始めた頃に読んで、当時はよく理解できなかったけど、最近ではこの本の内容は真実であると感じている。やはり市場に勝つのはむずかしい。


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2009年02月08日

「考える力がつくフォトリーディング」を読んだ

考える力がつくフォトリーディングを読んだ。

勝間和代さんなどの影響で最近注目を浴びているフォトリーディング・ホール・マインド・システムを子ども(とは言っても高校生くらいまで)を対象にしてやさしくわかりやすい内容にした本。著者はフォトリーディングの講師であり、子ども向けの導入を試行錯誤しているうちにこの本の執筆までいきついたらしい。フォトリーディング・ホール・マインド・システムと言えばいわゆる10倍本(あなたもいままでの10倍速く本が読める)だけど、その本だけだと実践していくのにいろいろと疑問な点が出てくることもあり、この本でそれらの疑問のいくつかを補うことができるようになっている。

10倍本自体を「フォトリーディング・ホール・マインド・システムで」何度か読んだんだけど、実践するにあたりわからないことが多いと思う。ネット上の掲示板やmixiのコミュニティなどを見るといろいろとヒントがあって理解の助けにはなるけど、それでもこの本はフォトリーディング・ホール・マインド・システムを分かりやすくしているという点で大変意義があると思う。

10倍本と比較して具体的な記述になっているなどでためになった内容は以下:
  • 本を読む目的の作り方のコツ:「私の○○のために必要な××を知りたい」
  • みかん集中法:みかんの位置は、自分の頭の後ろ方向ななめ上15〜30cmほどの空中に置き、その位置に意識を集中する。テストなど集中力を必要とする局面でも使うことができる。
  • フォトリーディングのときは、本の文字はぼやけていたり、二重に見えたりするのが正解。文字は見えないのが正解。ブリップページが見えていなくてもよい。
  • 質問づくりにて、2〜3分で本を調査し、さらに2〜3分でトリガーワードを20個程度抜き出す。文章でなく単語で抜き出す。
  • 質問を作った後の休みは、5分〜ひと晩。それ以上長い時間が空いたら、もう一度フォトリーディングする。
  • マインドマップを作成するときに記入する中心のイメージとして、「本のタイトルを絵文字にする」というのもアリ。
フォトリーディング・ホール・マインド・システムとマインドマップを組み合わせるときの作成例(p.93):
  • 「準備」では、目的をマインドマップの左上に書く。
  • 「質問づくり」をしながら、トリガーワードをマインドマップの左下に書く。質問は目的の下に書く。
  • 「アクティブリーディング」をしながら、
    1. 大切だと思う言葉や質問の答えだと思う言葉はメモする。中心のイメージから放射状に、ブランチを書きながら伸ばし、ブランチの上に言葉を書く。
    2. ブランチの上に書いた言葉に関連した言葉をメモしたい場合は、ブランチをつなげて書き、その上に言葉を書く。どんどん放射状になっていく。
    3. ときどき、その言葉を象徴すること、出来事などを、イラストやシンボルを描いてビジュアル的要素を入れる。(脳が喜び、記憶の保持に役立つ)
  • 質問の答えの箇所はマーカーなどで囲むなどして目立たせ、貴重な情報として記憶にとどめる。
本を読む本」も途中(第2段階の点検読書)までは読んだりしたんだけど、どうしても満足するまで本を読んでしまい、飛ばし読みを徹底しきれないのが難しいところ。

そもそも、フォトリーディングを実践するだけの時間を確保できていないという根本的な問題を解決しないといけない状況だったりするのが… ニワトリと卵の関係のような気もするな…

ちなみに、自分の図書館では児童書扱いになっていた… 大人が読んでも役に立つ内容だし借りても全然問題ないんだろうけど。
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「お金持ちになるマネー本厳選50冊」を読んだ

お金持ちになるマネー本厳選50冊 (水野俊哉 著)を読んだ。

成功本50冊「勝ち抜け」案内成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内の著者が、マネー本というジャンルで50冊を取り上げたもの。

比較的最近の本が取り上げられている感じであり、金持ち父さんなど前著で取り上げられている本は含まれていない。「簡単に儲かる」的な本をあっさり排除しているのもよい。前作までと同様にトップ10なるまとめがあり、案の定マネー本を多く読んだことのある人ならいきつくであろう結論に至っている。

最近はあまりマネー本を読まなくなってきていたけど、自分がこれまでに読んだ本からまとめると、パッシブ運用、ドルコスト、分散投資、複利といったことが最終的にはキーワードとなっており、同じような結論になっていた。ただ、この本が出版されたのは2008年11月であり、デカップリング論が崩壊して分散投資の意義が薄れてしまっている相場環境だったり、長期投資を否定するような急落局面だったりで、タイミングが悪いとしか言いようがないと思う。正規分布の標準偏差を大きく超えるファットテール現象についても述べられており、奥が深い内容となっている。

また、以前読んだこともある貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメントという本から、「短期投資志向になると投資関連に使う時間が多くなってしまい、人生のクオリティ・オブ・ライフが損なわれる」といった記述が取り上げられており、最近の相場下落で株などの投資情報収集にかける時間が多くなってきていることについて再考が必要と感じている。現在の相場状況は長期投資のための仕込みをする絶好の機会なのか、落ちるナイフをつかみにいっているだけなのか、という判断は難しいけど。

他に既読の本でマネーの公理が紹介されていたが、これも良い内容だったと記憶している。本を読んだときに作成したメモを読み返してみたけど、なかなか実践するのは難しい内容であり、頭ではわかっているけど実行できていないというはがゆい状況にある。上に書いたのと矛盾してるし…

最後のまとめのトップ10の9位として、「最強の投資商品はあなた自身である」という内容が紹介されている。これは、マネー本というよりはビジネス書の内容であると著者も書いてあるが、「労働報酬と同じ額を投資からの収入で得ようと思ったら、とんでもない運用額が必要」⇒「利回り5%の金融商品と比較すると、年収300万の人は6,000万の金融商品と同じ労働価値である」⇒「若いうちは無駄な支出を減らし、将来投資に回すための元金をためながら、本業のキャリアアップやスキルアップを計るのが、もっとも効率の良い運用方法である」というあたりは、核心をついており良い例え方だと思った。投資関連は半分趣味になっているので、使う時間を減らすのはなかなか難しいところだが。

さすがに自分もいろいろな本を読んできただけあって、このマネー本という分野の内容については同意できる部分がかなり多かった。

自分が今後読んでみたいと思う本も何冊かあったのでメモとして残しておく。

posted by mako at 00:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

「自分探しが止まらない」を読んだ

自分探しが止まらない (速水健朗 著)を読んだ。

「自分探し」ということについて、事例や歴史や背景を述べ、「自分探しホイホイ」としてのビジネスについて述べ、「自分探し」の時代の背景やはまり込まないためのヒントを示している。

最初の第1章では海外に出る若者の例を挙げており、サッカーの中田からイラクに渡航して世間を騒がし「自己責任」というキーワードが流行るきっかけを作ったひとたちまで述べられている。「あいのり」についても述べられている。これらのルーツとなっている自己啓発本について述べられ、「ニュー・ソート」という運動の思想から派生しており、ポジティブ・シンキング志向につながっていると主張している。他にもインドのサイババ信仰などについて述べられている。いろいろと自分が知らないことも書いてあり、ある意味勉強になったと感じた。ただ、どちらかというと自己啓発・自分探しに否定的なトーンでかかれており、この本を読み進めるのをやめようか迷ったが、背景などを知るという意味では意義があると考えてこの先も読んだ。

第2章では、フリーターの自分探しについて述べられており、高度成長時代からの時代の変遷の過程で労働観が変化してきており、やりがいなどで得体の知れない感じ仕事が多く、もっと直接的にやりがいを感じることができる職業を選択する傾向も存在していること、などが述べられている。猿岩石の例がフリーターに影響を与えたとか、新自由主義(95年レポートで、幹部候補エリート、スペシャリスト、使い捨て激安労働力の3つを組み合わせて使っていくことを述べ、それにより人件費を軽減して世界レベルでの企業の競争に対抗する)の影響で「プレカリアート」(不安定な職につく人たち)が増えているとか、「やりたいこと志向」とそれを突きつける社会構造とか、効率化によって仕事のやりがいが収奪されている(キヨスクのおばちゃんの例)とか、が述べられている。時代背景や考え方の変化や「やりがい」の消滅など、いろいろなことが生じていることを述べており、背景について理解するための参考となった。特に、118ページの記述で、『本来存在している「誰もやりたがらないことを進んでやること」に対する価値への配慮がまったくないのは問題だろう。』というのは良いことを指摘していると思った。

第3章では、自分探しビジネス(沖縄などへ移住し、激安賃金で働かさせる、NGOなどの不透明なビジネス、ホワイトバンド、共同出版ビジネス、自己啓発系居酒屋、ラーメン屋)について述べている。

ホワイトバンドについては、(最近上場した)サニーサイドアップなどのPR会社についての記述もあり、広告を使わずにメディアを利用し話題作りを考える仕事をしていると考えられる。自分はPR会社についての知識はほとんどなかったが、「ずるい」と考えるか「新しいビジネス」と考えるか、という点では議論となるという記述は納得した。新しいやり方の一つなんだろうけど、特に日本人は自己をもたずにメディアに流される傾向が強いので、こいつらが暗躍すると日本自体が間違った方向へいってしまうこともあり、メディアなどを使った操作にはなんらかの制限が必要と感じる。最近のマスコミの劣化とこういったPR会社の躍進はどちらが先なのかはなんとも言えないが、マスコミの体力が落ちてきていることからPR会社は今後さらに幅を利かせてくると感じており、脅威だと思う。

自己啓発系居酒屋については、和民グループについて述べられており、「夢」などというキーワードで若者をより安い時給でひきつけて仕事をさせているという記述がある。『労働社会学者の本田由紀は「<やりがい>の搾取」という言葉を使っている』という記述があり、このやりがいの搾取という言葉はかなり衝撃的だった。

第4章では、自分探しが止まらないということについて述べており、「OL留学」、「ねるとん」と「あいのり」世代の価値観の違い(バブリーな要素vs.自分らしさ)、ハルマゲドン2.0(ウェブ進化論)、内面に潜む潜在能力の開花、などについて述べている。最後に総括として、自己責任の時代で自分探しが止まらないのげ現代の姿であり、安易に「自分探し」に逃げ込まず、各人が努力や研鑽をすべきであるとしている。

本全体を読んでいると、自分探しに批判的な記述が多いが、著者自身も団塊ジュニア世代で「自分探し」を経験してきており、その自己批判という部分もあるとのこと。自己啓発セミナーや海外放浪など安易にポジティブシンキングに逃げ込むことを批判しているが、ポジティブシンキングそのものを批判しているわけではない、という記述もある。

たまたまWebで見つけた本のタイトルを見て、最近の自分の状況からやたらと気になったために読んでみたが、いわゆる自分探しが蔓延する背景などについての知識を得ることができ、有意義だったと思う。いろいろな事例を挙げているうちに雑談が増えてしまっているのは本としてどうかとは思うが、自分も著者と同世代ということもあり、共感を持つ部分も多かった。自分も時間的余裕と金銭感覚が現状と違う状況におかれていれば、もっと自己啓発とか自分探しとかにはまりこんでいたと思う部分もあり、興味深く読むことができた。と同時に、現代社会の難しい面について改めて認識させられた。PR会社とやりがいの搾取という記述は特に気になった部分だった。
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2009年01月11日

「ビジョナリー・ピープル」を読んだ

ビジョナリー・ピープルを読んだ。

以前読んだ『成功本50冊「勝ち抜け」案内』で紹介されていた本。「成功者」を徹底的にインタビューし、共通する事項を取り出したような内容。まず、そもそも成功とは何かというところからの話で始まる。この本で取材している「ビジョナリーな人」は、20年以上の実績があるような人を対象にしていて、パッと出の有名人などを対象にしていない。成功とは一般的に言われているようなものではないとし、逆に今日の一般的な定義は有害であるとすら述べている。永続的な成功をおさめている人たちが人生や仕事で最も大切にしているのは、意義や達成感、幸福、変わらない人間関係、生きがいである天職に没頭しているとき全身に生命の躍動を感じること、などであり、これらのことを考えると成功の定義自体を再度考える必要がある。本当の生きがいを知る必要がある。ビジョナリーな人の三要素として、意義、思考スタイル、行動スタイルがある。

意義に関しては、自分の大好きなことをする、(世間一般の常識から見て)非合理的な情熱を燃やし尽くす、情熱は一つではなくバランスなど意味がない、誠実な姿勢をつらぬく[生きがいに対する誠実さ、核となる価値観を明確にする]、などといったことが多くの実例を挙げながら述べられている。

思考スタイルに関しては、まず、頭の中で自分の生きがいについて語る小さな声に耳を傾けることが重要であり、これを邪魔してしまうワナがいくつかあるので注意が必要とある。この章にあったスティーブ・ジョブズの言葉で「人に与えられた時間は限られている。だから、誰か他人の人生を生きて、その時間を無駄にしてはならない。」とある。2005年のStanfordでのスピーチの内容として有名らしいので、一度原典を探して聞いてみるつもり。他には、批判されてもぶれないということや、ライス国務長官の警告として、「人生に必要なものは情熱・覚悟・能力であり、どれかが欠けても永続的な成功は得られない」とあった。

また、失敗を糧にする、という章もあり、失敗したことから学習し、次につなげていくことの重要性が述べられている。この本はアメリカで出版されているので、失敗した後に再チャンスを得て成功した事例なども述べられているのだが、日本ではなかなか再チャンスを得ることができないと言われているのは難しいところ。致命的な失敗はしないようにして、細かな失敗から学習していくプロセスを繰り返すようにしていくのが現実的なところという感じかな。

弱点を受け入れる、という章では、アメリカの大企業のCEOが読書障害を抱えながらも自分の長所を生かして成功している事例などが述べられている。成功している人間は完璧であるべき、といった世間一般の常識にとらわれてはいけないと改めて感じた。

最後に行動スタイルに関して、「思いがけない幸運に備える」という章にて、セレンディピティ(serendipity)について述べられていた。Wikipediaの記述も調べてみたのでリンクしておく。ただし、何もしないで思いがけない幸運に恵まれるわけではなく、目標や計画を立て、思いがけない幸運が期待できる立場に自分を置く必要がある。他には、アカウンタビリティについて「人類の歴史から学べる、最高の教訓のひとつがこれだ。つまり、自分の身に起こったことで自分が責められることもあれば、責められないこともある。けれども、そのどちらであっても、そこに関わっていることについては責任がある、ということだ。」という記述があり、とても参考になった。他に、スティーブン・コヴィーの「第8の習慣」からの引用で、「仮に読者が心臓発作に襲われたとしよう。生命の危機を前にしてどんな目標を最優先に設定するか。自分に残された時間の中で、何をするのが最も大切なことなのか。なぜ、自分が傷つかないかぎり、自分の将来を考えるのと同じ真剣さで、意思決定をしようとしないのか」という話は考えさせられた。

論争を盛り上げる、という章では、非難ではなく、問題の解決に向けて創造的刺激としての論争が重要とある。これは納得できるが実世界では組織内の上下関係などもあってなかなか実践が困難なことである。この重要性は頭に入れておいて自分がリーダ的立場になったときに生かしたいと思う。

最後の章はすべてを結集させるというタイトルで、以下のようなことが書いてあった。一人の力で成し遂げられることはない。自分が正しいとわかっていることにあくまでこだわり、(自分の専門外のことなどで)わからないことがあればわからないということが重要。意義が大切。言葉が重要。奇跡を求めるには環境を整える必要があり、自分の情熱や目標と相反するもの(人も含めて)をことごとく、自分の人生から排除して整合性を取る必要がある。

この本を読んで、改めて自分の人生の意義ということについて見つめ直したいと思った。この本で述べられている成功の事例については非常に参考になった。一般常識にとらわれないという点についてはかなり実践できているとは思っていたが、成功の定義に関しては甘かったと言わざるをえない。人生の意義が簡単に見つかるとは思えないが、常に意義を見つける姿勢を保ち、自分ができること、興味があることについて継続していこうと思うとともに、無駄なことや非効率なことを減らしていく必要性を感じた。
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2008年12月27日

ビギナーステップ、ZUMBA45

優待券の期限が残り数日であり、自転車でいける範囲でZUMBAのプログラムがあるルネサンス国立へ。またまた期限間際の消化となってしまった。

前から興味があったステップのプログラムの初心者向けクラスもZUMBAのクラスの前にあったので、まずはそれから参加する。周りの人を参考にして、ステップ台のパーツと、さらに高さを上げるためのパーツを用意し、1段分かさ上げして用意完了。さすがに最終週ということもあり、ステップが初めての人は自分だけ。基本的にエアロビの動きを踏襲する感じであり、ステップ台へ登ったり降りたりすることで負荷をかけているのがポイントとなっている。今月久しぶりにエアロビをやっていただけあって、なんとかついていくことができた。後半にはステップ台をまたいだりしてちょっと難しい動きだったが、なんとかマスターすることができた。ただ、次に体験するのはだいぶ先になると思うので、また忘れてそうだけど。

その後、ZUMBAのプログラムまでしばらく時間があったため、クロストレーナーを手を使わずに足だけで15分ほどかなり回転数を下げておこなった。ランナーズという雑誌を読みながらだったが、マラソンブームの状況とか、3時間や4時間を切るためにどれだけの努力をしているとか、足への負荷を和らげるシューズの記事とか、コンプレッションウェアの記事とかあって、へぇ〜という感じだった

その後、レッグカールを30kgで15回、レッグエクステンションを30kgで15回おこなう。

その後、ZUMBAのクラスへ。ラテン系のリズムに乗せておどるという感じだが、動きがかなり速かったり、ジャンプ系の動きがかなり多かったりで、ついていくのが大変だった。腰を振るようなラテン系ならではの動きもあったが、なかなかマスターするのは大変だと感じた。エアロビほど動きをきっちりとあわせなくてもいいらしいが、それでも動きにバリエーションがあり、大変だった。よくわからないなりに楽しめたが、ジャンプが多かったし、汗もかなりかいたので翌日以降への影響が心配だったりする。

国立は広めの店舗であり、ショップもある程度は充実していた。ただ、ウェア系ではよさそうなものがなく、結局プロテイン系を買うことに。回復力のあるものを買いたかったが、ザバスでは該当しそうなものはなく、MUSASHIのNI(ニー)というのを買ってみた。

株主金券はさすがに経営への影響が大きいと判断したのか廃止になってしまったのが残念。株価もあいかわらず低迷したままであり、メタボなどで需要はあるはずなのに不景気で今後も苦しい状況が続きそう。優待券も一律2枚になったようなので売り圧力になるんだろうし、既存株主の買い増しも期待できそうにない。

片道で約14kmあったが、自転車で1時間ちょっとでいくことができた。これまで優待券を6回分使ったことになるが、5店舗を訪問しており、今後もいったことのない店舗を制覇しようと思ったりした。
posted by mako at 20:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツクラブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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