2009年06月28日

「断る力」を読んだ

断る力 (勝間和代 著)を読んだ。

「断ること」の重要性を説いている。自分の強みを見つけ、他人の強みとの相互作用でより高いアウトプットを目指すことが重要である、と。

自分は、昔から他人の言いなりになったりするのがイヤなほうで、空気を読めない振りをしたりして物事を断ったりすることはよくやっていたし、その結果孤立することがあってもそんなに気にしないタイプであったので、著者がこういうテーマで本を出したことに驚かされるとともに、興味深く読むことができた。「断る」ということがこんなに深いものだとは意識していなかったので、とてもためになったと思う。

自分の強みを見つける、という点では、会社の人事評価などを利用するとか、客観テストを利用する、というのが上げられていた。この本では以下の客観テストがあげられており、ネット上で無料でおこなうことができるのもあるとのことなので、後で調べてやってみようと思う。有名人では2ちゃんねるなどの掲示板の評判を見てみる、というのもあって著者は実践しているというのは驚かされた。それを実践している理由はこの本に書いてあったけど、よほどそれを実践する意義を明確にして、ノイズに振り回されないようにしないと、まともにできないと思った。
  • ストレングスファインダー
  • SPI
  • 内田クレペリン精神検査
  • YG検査
  • MBTI (Myers-Briggs Type Indicdator) タイプテスト
  • エニアグラム


この本を読んでいて気になった内容を自分用メモとして残しておく。ある程度断ることができていると思っていた自分にとっても、「断る」ことを実践していくことは大変と思うとともに、これを今後の人生で活用していきたいと思った。
  • アサーティブ(賢い自己主張)が断る力を支える。
  • 「コモディティ」から抜け出し、「スペシャリティ」を発揮する。
  • 「同調」はしやすいものなので、そうしてしまう傾向にあるが、それではダメ
  • 「嫌われる」リスクをとる:リターン・マキシマイズ(最大化)戦略
  • 私たちは自分の扱い方を人に教えている (私たちが相手からどのように対応して欲しいか、取り扱ってほしいかは、私たちの言動が相手に教えている)。対等概念を身につける。
  • 「自分の揺るぎない軸」を持つ
  • どこまでを許容範囲と捉え、どこからが「嫌われる」というリスクをおかしても断らなくてはいけないのか、明確な基準を作ることが必要
  • そもそも意に沿わない依頼をうけて「断る」というリスクをとらなくてもいいような、環境をつくれないか、とことん考える。
  • 不得意分野は放って置く (ちょっとした努力で向上できる範囲においては改善を心がけるが、あまり時間を使わないようにする、あるいは意図的に放っておく)
  • 「空気」を読んだ上で、無視できる力をつける
  • 上司は思いつきでものを言う
  • 「断る力」を身につけるためには、常に建設的な流れに話を持っていけるだけの知識と知恵を蓄える必要がある。
  • 「断る」ことは、相手を否定しているわけでなく、相手の提案・考えを尊重した上で、より高次な提案をおこなうことである。
  • 間違った考え方や社会にNOを言える力を養う


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2009年06月07日

「システムはなぜダウンするのか 知っておきたいシステム障害、信頼性の基礎知識」を読んだ



システムはなぜダウンするのか 知っておきたいシステム障害、信頼性の基礎知識を読んだ。

過去の日経コンピュータなどの記事から、システムダウンの事例を取り上げ、ソフトウェアの不具合、ハードウェアの不具合、設定・操作ミス(運用でのミス)などの話を取り上げている。事例として参考になる内容。また、基礎から学ぶという位置づけの本でもあり、たまにシステムの初歩の話も入っているので、知らない内容についてはありがたい。

ジェイコム誤発注とかみずほ合併時のトラブルなどの有名な話から、二重化しているサーバが両方ともハード故障になったとか、データセンター自体の停電とかいったマニアックな内容まで触れている。ネットワーク屋としては、スパニングツリーのループの例は身近な話題だと思った。

一番最後のほうにシステムダウンはすべて「悪」なのか、という内容で、コストとのバランスやダウン時の報道などの過剰反応などについて書いてある。このテーマは重要なのでもっとページを割いて欲しかったと思うが、まったく触れられないことと比較すると、ちゃんと書いてくれたと思う。実際にシステムを担当している人は大変なんだよなぁ。

たまにはこういう本を読んで、自分が担当しているシステムを見直す機会になればいいと思った。
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2009年04月12日

「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」を読んだ


無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 (勝間和代 著)を読んだ。

非常に実践的な内容であるのと、これまでの時間管理法では重視されていなかった現状把握やNot To Doなどによる時間を作ることの重要性を説いているのが非常に参考になった。

自分の場合、昔から紙の手帳を使いこなせなかったから今では何も使っていないんだけど、そもそも現状把握できておらず、時間効率を改善するためのベースの情報もない状況にある。まずは、紙の手帳を持ち、予定を書く目的というよりは、実績を管理する目的で使っていこうと思った。

また、自分はそもそもドケチな性格ということもあり、モノやサービスへの投資という点で、時給換算して投資することを判断するのが苦手というのもあるので、「時間」の重要性を認識して少しずつ改善したいと思う。

投資の定義には、スポーツや家族との団らんとかも含めれており、人によってはそんなに少なくならないのではないかと思った。

ITの活用という点でも、数年前の知識から進歩しておらず、改善できることを探すためにもっと情報収集が必要と感じた。

以下、個人的メモ。

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2009年04月04日

「ザ・チョイス」を読んだ

ザ・チョイス - 複雑さに惑わされるな! (エリヤフ・ゴールドラット 著)を読んだ。

「ザ・ゴール」で有名になったTOC(Theory Of Constraints:制約理論)に関する本のシリーズの最新作。

著者と実の娘との会話で話しが進む形となっている。このシリーズを読むのは数年ぶりであったが、「ザ・ゴール」を読んで感心した記憶がよみがえってきた。「ザ・ゴール」を読んでいないとこの本を理解するのは難しいのでは、と感じた。

以下、うまくまとまっていないけど、自分が個人的に気になった記述を個人メモとして残しておく。うまく実践するのは難しいものだけど、前提を変えることでものごとが劇的に変わる事例がいくつも紹介されていることから、自分の人生にも適用していきたいと感じた。

TOCを個人の人生に。
小売に適用した例。
アパレルの例(シーズン最初に需要予測を立てて製品をすべて作り、早期に売り切れても補充されず、売れ残ったらアウトレットで処分するという従来の方法を、正確に立てることのできない需要予測をやめて製品を最初にすべて作らずに、売り切れたものは追加発注を受けてすぐに小売店に届けることにより、在庫や売り場の棚についてのスループットを改善し、劇的に利益を上げた。)

3つの障害があり、それに対する考え方が重要
- ものごとはそもそもシンプルである。調和がとれている。
- すべての対立は解消できる
- 人を責める傾向が妨げになる。(大企業と下請業者の例。Win-Win。)

妥協はよくない。人間は慢性的な問題を押さえ込もうとする。根本的な対立をそのままにして小さな問題を解決しても効果は小さい。根本的な問題を探し、解決していく。

取り除くべき前提を探し出す。相手のWinが通常考えられるものの他に何かないかを考える。

パン屋への配送回数を増やしたことにより、需要・供給が関連して上昇した例。(答えは書いていないが、経済学の需要と供給の法則の常識とは異なり、需要と供給は独立変数でありながら、相互に強く依存しあっていることになる。)

新しいソリューションを見つけた時は、それが回りにどんな影響を及ぼすのか、あらゆる可能性をチェックしないといけない。でないと、何か重要なことを見落としてしまう危険性がある。

明晰に考えることができるようになるには訓練が必要。循環ロジック(トートロジー)に陥らないようにする。本当の原因が確認できなくなる。思考の範囲を広げて別のものに注意を向け、別の結果を見つけ、想定したある結果の原因についての確度を高くすることができる。練習の方法として、身近な事柄すべてを対象に、気になることについてすぐにその原因と結果を考えるようにする。別の結果を思いついたら、それが実際に存在しているかどうか確認する。

人を中傷するような仮説を立ててしまい、それを無効とする結果を無視してしまうことがあるので注意が必要。人がどれだけ不注意に他人の名誉を傷つけているか。

何かものごとがうまくいかないことについて、根本的な原因は一つ。その根本的な原因は、受け入れることのできる妥協を持てない対立である。

原因と結果。ある要因について、別の結果が生じていることを考えてみる。

コンフォートゾーンを広げる。コンフォートゾーンの外の範囲にも影響を及ぼしていく。

仮説を立てるにも、結果を予想するにも、前提を見つけ出すにも、直感が必要。直感は感情から生まれる。感心がないことについては、直感は湧きようがない。人間は、感情、直感、ロジックという三本柱。
ある事柄についてロジックを使って理解を深めたり、根本的な対立を取り除いて状況を著しく改善したりした場合、その事柄に関して人の感情は強まっていく。

ポイント
1. 人は善良である。
2. 対立はすべて取り除く必要がある。
3. どんなに複雑に見える状況も、実は極めてシンプルである。
4. どんな状況でも著しく改善することができる。限界なんてない。
5. どんな人でも充実した人生を達成することができる。
6. 常にWin-Winのソリューションがある。

経験豊富な楽観主義者 ⇒ 実践的先見者

裏返して考えると、他人に責任を押し付けない。環境のせいにしない。自分自身の人生なんだから、自分ですべて責任を持たなければならない。そうすることで、有意義な人生を送ることができる。愚痴をこぼしたり、不平不満を言ったりする愉しみとはおさらばする必要がある。

(あとがきより) 意義のある人生をおくる。全体最適。

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2009年03月28日

「最後の授業 ぼくの命があるうちに」を読んだ&「The Last Lecture」を見た

最後の授業 ぼくの命があるうちにを読んだ。

成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内で紹介されていた本。余命数ヶ月の大学教授の「最後の授業」で語った内容およびその補足が記されている。

ネットや成功本案内本で事前に調べていたこともあり、本を読む前にYouTubeで公開されている最後の授業自体を見た。英語の勉強も兼ねて、最初は英語で公開されているものを、その後に日本語字幕付を見た。内容としては、余命数ヶ月で癌との闘いという悲壮感あふれる内容ではなく、子どもの頃の夢をどうやって実現してきたか、他人の夢を実現する手助けをどうやってしてきたか、それらのために何が重要か、などを述べていた。字幕なしで見ると理解できない部分もあり、2回目に日本語字幕ありで見たらかなり理解できた。もっとも、アメフトに関するあたりの訳はあやしかったが。

本は、「最後の授業」を終えた後に書かれており、授業の後の後日談なども含まれている。このランディ・パウシュという人は、自身も述べているようにかなり恵まれた環境にあったと思うが、夢を実現するためのポイントというか、成功するために必要となる普遍的な要素をおさえて伝えており、とても参考になった。

自分用メモとしていくつか抜粋しておく:
  • レンガの壁がそこにあるのは、それを真剣に望んでいない人たちを止めるためだ。自分以外の人たちをおしとどめるためにある。
  • 夢を実現できた理由の大部分は、たくさんのすばらしい人たちに教わってきたことのおかげ
  • 時間の管理。お金と同じように時間を管理する。息抜きをする
  • 仲間の意見に耳を傾ける。一人で成し遂げることは限られており、グループで成し遂げることを考える。
  • チームワークの大切さ。
    • 初対面は礼儀正しく。
    • 共通点を見つける。
    • 集まるときは最高の状態で。
    • 全員が発言する。
    • 自意識は最初に封印。
    • 代案として問いかける。
  • 「最初のペンギン」になる。失敗を恐れずに最大のリスクをおかして新しいアイデアや技術に挑戦したが、当初の目標を達成できず失敗してしまったことをたたえる賞を作った。失敗の経験が将来の成功に結びつく。
  • コミュニケーションにおいて、人にものごとどうやって伝えるか。彼の人生の中でいろいろな人がおり、教訓となっている。最近でいう「アサーティブ」に近い感じ。
こういう本を読んだ後には、自分も変わらないといけない、と思うのだが、いつも行動におこせずに終わってしまう。この本では、子どもの頃の夢ということが述べられているが、自分にとってそういったたぐいの夢は何なのかという記憶がない。また、今後の人生においてどういうことを実現したいのか、ということについてもあいかわらず模索中という状況であり、自分の好奇心のままに好き勝手に行動していて知的欲求を満たしている状況とはいえ、自分の今後の人生について検討しようと思った。ちょうどマインドマップの本も読んだことだし。

自分はいままでは家庭を持つとか子どもを持つとかいう価値観とは距離を置いていたが、この本を読むと、そういう価値観を否定したままというのはちょっと違うかもしれないと感じてきた。いまさら気づいても遅いのかもしれず、逃した魚は大きいんだろうが。

YouTubeのリンクを張っておく。いくつか調べた英語のメモを自分用に残しておく。
head fake: 頭のフェイント。あることを教えているうちに、別の本質的なことを教える、といったこと。
stuffed aminal: 動物のぬいぐるみ。



日本語字幕付は9ファイルに分かれている。
このリンクの検索結果からたどる。
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2009年03月22日

「マインドマップ超入門」を読んだ&FreeMindを使ってみた

マインドマップ超入門(トニー・ブザン 著、近田美季子 翻訳)を読んだ。

最近注目されつつあるマインドマップの超入門書。超入門というだけあって、100ページもない薄さの本に概要が記述されているが、重要なことがさらっと書いてあったりする。書いてあることは以下のような感じ:
  • 初めにマインドマップ自体の説明
  • マインドマップがなぜ有用なのか
  • どうやって作成するか
  • どのように有効活用していくか
で、せっかくなので、上記をBOIとして、フリーソフトのFreeMindを使ってこの本をまとめてみた。(FreeMind自体はマインドマップ作成ソフトではなく、「もどき」らしいですが…)ちなみに、作るのに1時間以上かかった。

マインドマップ超入門.pdf

本を読んでいるときは、マインドマップを作るのは面倒だと思っていた(特に4章の記述。きれいに書けとか細かな指示がたくさんあり、敷居の高いものにしている)が、ツールを作って気軽に書いてみると、これまでアウトラインのテキストで書いていた内容を記述するのに使えるのではないかと感じた。目新しさもあるんだろうけど、やっていて楽しいと感じることがあると思う。あまりにもきれいに書かれたものを見ると、かえって引いてしまいそうな気がする。

FreeMindを使うにあたっては、Freemind活用クラブが役に立った。

日頃から使ってみることが重要みたいなので、自分の人生とかを見つめなおすのにマインドマップを使ってみようと思う。
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2009年03月21日

「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」を読んだ

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール(福沢恵子、勝間和代 著)を読んだ。

ビジネスの世界でのリアル・ルールを女性や若い人向けに説明した本。元は、「ビジネス・ゲーム」という翻訳書らしく、勝間さんもかなり参考になったということで推奨していた本だったが、廃刊した後の復刊が困難な状況から、日本向けにアレンジして自分たちで書いてしまった、という経緯らしい。(最近文庫として復刊している。)

15のリアル・ルールが紹介されている。マスメディアとか一般向けに最近言われている事柄に対し、リアル・ルールを示し、その考え方や事例などを示している。個人的には、一部はあやしいと感じた部分もあったが、概ね同意できる内容であり、これまでの社会人経験からなんとなく感じていたことがうまくまとめられていて、非常に実践的であり、非常に参考になった。
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posted by mako at 18:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月15日

「IDEA HACKS!」を読んだ

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣 (原尻淳一、小山龍介 著)を読んだ。

成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内で紹介されていた本。IDEA HACKSというタイトルだが、アイデアを出すとか言うことに限定されておらず、仕事の進め方などのハックが占める割合が多い。自分で無意識のうちに実践しているものもかなりあり、改めて文章化されている内容を見て再認識したものもあった。自分が今後取り入れていきたいと思うものをいくつかメモしておく:
  • 03:アイデアは一刻も早く忘れる。短期記憶と長期記憶の仕組みを意識し、メモをすることによって頭の中の短期記憶から消去して作業領域を確保する。メモは、その場の状況や前後の脈略まで記載する。
  • 04:アイデアメモは一刻も早く捨てる。メモを溜め込まずに活用して捨てる。フロー型情報からストック型情報へと整理する。
  • 08:ノートは時間で管理する。分野別などで分けずに1冊だけにする。わかりやすいインデックスをつける(検索性の確保)。多少無駄が発生しても、一定期間でノートを換えていく。
  • 13:一週間の予定は金曜の夜に確保する。リスクを早めに見切るのに有効。(何かあってもフォローできる)
  • 15:15分以上かかる作業はすべてスケジュールへ組み込む。ToDoリストでは消化できない。
  • 31:覚えにくい事柄は物語で記憶する。英単語や漢字や歴史などを例にとっても、物語があると覚えやすい。そういえば、ビジネス書でやたら例を挙げてものごとを説明しているスタイルの本が多いけど、こういう効果を狙っているんだろうなぁ。
  • 53:「いいもの」をたくさん見る。イメージバンク(うまくいったときのイメージをたくさん持っておく。)
  • 62:ハードディスクは宝の山。Webで見つけたサイトを自分のパソコンに保存しておく(後で検索で見つかるのでフォルダ分けは適当で)。アイデアを考えるときにパッと浮かんだキーワードをGoogleのデスクトップ検索を使って検索すると、過去にやったことのある仕事や気になったことがひっかかる。
  • 64:出会いと別れ。ありきたりの考えから別れる。「デタッチメント」という考え方で、自分の出したアイデアに対して、ちょっと引いて客観的な距離をとって接してみる。
  • 72:相手に対して目線を下げる。2時間近い「白雪姫」の映画を23ページの絵本にまとめる例。話の要点をつかむことに長け、相手に合わせて説明していく。
  • 73:自分の勝ちパターンを持っておく。パターン化。自分、相手、会社のパターンに一度目を向けてみて、自分にとって有意なパターンを意識してみる。
他にもいろいろとあった。自分の中で少しずつ取り入れたり改良したりして、パフォーマンス向上につなげたいところ。
posted by mako at 12:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

「レバレッジ・シンキング」を読んだ

レバレッジ・シンキング(本田直之 著)を読んだ。

成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内で紹介されていた本。小さな時間・労力で大きな成果を生み出すことをテーマにした本。非常にためになる内容であり、ぜひ実践していきたいと感じた。以下、引用が多くなるが、参考にしたい考え方を備忘録的にメモしておく:
  • 「労力」「時間」「知識」「人脈」に自己投資し、パーソナルキャピタル(自分資産)を構築し、レバレッジをかけて、不労所得的に成果を上げ、"Doing More With Less"を実現する。
  • 労力・時間1に対し、成果を1(ハードワーカー)ではなく、無限大まで高め、労力・時間を減らし、さらに自己投資に向けることができる。
  • パーソナルキャピタルを増やすと同時に、マインドも高めていく必要がある。
  • ゴールを明確に描き、「しないこと」を見つける。
  • アクティブに行動する。テレビは生で見ず、一度録画して、空き時間に必要な部分だけ見ることによりアクティブに見ることとする。ルーティンワークはパッシブの印象が強いが、習慣化を図ったり、仕事を仕組み化するのはアクティブ・ルーティンである。
労力のレバレッジ
  • 仕組み化:「仮説→実行→検証→仕組み化」。仕組み化により、先々継続してリターンを生む。チェックリストを活用する。
  • 無意識化・習慣化:習慣チェックリスト。数値管理によって日々の達成感を味わう。
  • KSF(Key Success Factor)を見つける:始める前にどうすればよいか、その最短距離を考えて効率的に行動する。仕事をするときには、必ずKSFは何かを意識する。ある程度の仕事の経験を積むと、何がうまくいった要因だったのかがわかる。そのうまくいったケースを振り返り、分析することでKSFを見つけることができる。他にKSFを探す手段として、前例を調べる、うまくやっている先輩などに聞く、ビジネス書から学ぶ、などがある。俯瞰逆算思考が不可欠。
  • その他のレバレッジ:二毛作、自己暗示(限界を自分で作らない)、エクササイズ。
時間のレバレッジ
  • 時間があるから成果が上がらない。意図的に時間を短くして成果を上げるようにする。
  • 先に自由時間をつくることに専念せず、まずは投資をすることが時間を生み出すコツ。
  • 俯瞰逆算思考で、まずゴールを決め、現状からゴールまでを俯瞰し、逆算思考でタスクを決める。
  • 時間のルーチン化。時間割を作る。
  • 自己投資の時間を天引きにする。
  • タスクには制限時間を設ける
  • 時間の固定費を削る。固定費とは、ルーチンワーク、定時ミーティング、睡眠、食事、通勤、コンピュータの入力や検索などの時間。パソコンのノウハウを研究して実践することは大きな効果をもたらす。
知識のレバレッジ
  • 前例に学ぶ:1から100を生む。(0から1ではない)。自分に似たタイプの人のやり方を参考にする。レバレッジ・リーディング(著者が別に出版している本。すでに既読。)。先輩や同僚、他企業など外部のノウハウにレバレッジをかける。
  • レバレッジ・ミーティング:まず自分がビジネス書を読んで一段階レバレッジがかかり、その後その本から得られるノウハウを自社にどう応用したらよいかを考えてチーム・ミーティングを実施することで、二段階目のレバレッジがかかる。「V字回復の経営」という本を使った著者の例。
人脈のレバレッジ
  • 人脈のレバレッジにより、自分一人で出せる成果の何倍もの大きな成果を生み出すことができる。人脈づくりは5年、10年、20年といった長期スパンで考える。
  • コントリビューション:人脈作りの基本。まず貢献できる何かを持っていることが重要。関係性ができたら、不定期でもいいので、継続的なコンタクトおよびバリュー提供を行う。関係性をつくるよりも継続するほうが難しい。
  • パーソナルブランディング:「パーソナルブランディング」という本が参考になる。
  • 他人の力:経験者・実践者をアドバイザにする。

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「READING HACKS!読書ハック!」を読んだ

READING HACKS!読書ハック! (原尻淳一 著)を読んだ。

『超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣』というサブタイトルがあり、読書をテーマにしたハックシリーズものだが、習慣づけとか、アウトプットを重視するとかについても書かれていて、参考になった。

この本で紹介されているハックの中で、自分でも取り入れたいと思ったもののうちいくつかを備忘録として書いておく:
  • 04: 読もうと思っている本の著者インタビューを事前に拾い読みし、結論部分を把握してしまう
  • 10: 音楽を聞きながら本を読むことについて、
    1. 文字情報のインプットは1つに集中すると効率的。
    2. インプットとアウトプットを同時にすることは効率的でない。
    3. 音楽はアウトプット生産にドライブをかけるツールとして効果的に機能する。
    著者の実験では、ボーカルが入らないテクノやクラシックで、ボリュームは大きすぎないのがよかったとのこと。
  • 16:amazonなどでは、レビュアーの意見ではなく、自分が抱えている問題を自覚し、少しでもそれに対応するヒントを探すようにする。「レビュアー自身の考えに凝り固まっていて、徹底的に批判を加えるか、強烈に賛同するタイプ」は注意が必要。Web Shopで買わず、良本の選択の打率を上げる。
  • 22:書評・ブックレビュー検索エンジン。横断検索サイト。
  • 23:amaztype。検索結果で出力される本の表紙が、自分が入力した文字になる。お遊び
  • 27:Webcat Plus。連想検索。
  • 28:想-IMAGINE Book Search。ブックナビゲーション。「新着マップ・テーマ」という本のカテゴリや、Wikipediaの記事を、検索で入力した文字に関連する情報として結果出力する。
  • 29:読書投資基準=70:20:10。既存ビジネス領域70、それをサポートする、あるいは新しいビジネスになりうる領域20、全く未知の領域10。
  • 32:ブックダーツの活用。
  • 33:ブクログ。オンライン上で自分が読んだ本を可視化することができる。
  • 36:速読術のコツは、「高速で何度も目を通すこと」
  • 37:目次読書法
  • 39:太字ゴシック読書。見出しと太字ゴシックで書かれた部分を中心に本を読む。重要な部分を太字ゴシックで示しているビジネス書などではとても効果的。
  • 51:自分のビジネスにおけるベンチマークとなるアウトプットをあらゆる分野で用意しておき、これから自分が作成するものについては、常にこれを越えようという意識をもっておく。「名作ファイル」。文章のお手本を見つける読書。
  • 52:ノウハウ本は実験をして、自分にあったものだけを取り入れる。
  • 62:自分だけの教訓ノートを作る。本から学んだ他人の教訓をアレンジして、自分の仕事に取り入れる。
  • 72:残す資料は「最終企画書」と仕事を総括する「教訓ノート」。その他の途中経過などの資料で紙ベースのものは、案件終了後に捨ててしまう。
  • 84:ブログ読者カードを作成していく。
  • 86:ブックストッパー。1個販売だが、当然2個必要。
他にもかなり参考になる記述はあったけど、多くなりすぎるので割愛。キャリア形成とか、ビジネスドキュメントを対象にした読書とか、類似の本とはちょっと変わった視点での記述は参考になった。

なお、著者のブログはこちら
posted by mako at 15:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

「出逢いの大学」を読んだ

出逢いの大学 (千葉智之著)を読んだ。

成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内で紹介されていた本。普通のサラリーマンである著者がどうやって豊富な人脈を築いてきたか、どういうノウハウがあるのかを紹介した本。

人脈とはなにか、というところから、困ったチャンへの対応術などまで触れられており、本は薄いながらも凝縮されている感じ。重要なエッセンスとして、「見返りを期待しない」「好奇心をもって、とにかく動く」の2点に集約される、とあとがきに書いてある。

自分のような人づきあいの苦手だったり、時間がなかったり、いろいろなことに興味を持ちすぎて集中できないような人にとっては、この本の内容を実践するのはとても難しいと感じた部分もあった。しかし、この本で述べられているようにすばらしい人脈というのはお金に換算できないほどの価値があるんだろうし、もっと人脈というか、人づきあいという観点で考え方を変えていく必要があると感じた。

たくさんの初対面をこなして慣れていく、というところから始めていく必要がありそう。多忙を言い訳にせず、昨日までと違うことをするようにしようと思う。

この本には、いろいろと参考になるエッセンスが書いてあるので、しばらくたってからまた見直してみようと思う。高速リーディングであれば1時間もかからない内容だし。
posted by mako at 14:25| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100」を読んだ

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100を読んだ。

成功本50冊「勝ち抜け」案内が売れたということもあり、最近似たような本が多く発売されているけど、この本は最近話題の神田昌典氏と勝間和代氏による共著となっており、特に注目を集める内容。

両氏がこれまでどういう読書遍歴をたどってきたとか、こういう年齢でこういう状況のときにこういう本を読んで非常に役立った、などの情報の記載されている。直接自分の今の状況に役立つわけではないけど、参考にはなる。

さすがに厳選された100冊だけあって、有名な本も含まれているが、自分が未読でぜひ読みたいと思ったものをメモとして残しておく。ただし、この本で勝間氏が言っているように、自己啓発書は3冊だけじっくり読んで実行することが先決、というのは真実だと思うので、あまり読書ばかりしないで実践の機会を作っていきたいと思う。

オーディオブックも推薦されていたりするけど、自分は音楽を聴く人なので、さすがに移動中までオーディオブックで勉強する気にはならない。道を歩いていると騒音もうるさいだろうし、騒音をカットするイヤホンは、車が近づいているなどの危険な状況を気づくタイミングが遅れる原因になるし。

神田氏推薦
  • ナニワ金融道:マンガだけど、リアルなおカネの世界を知るには最良の教科書
  • 人の心を動かす文章術
  • それでもなお、人を愛しなさい:落ち込んだときに土壇場の力を与えてくれる逆説の10カ条(p.24-25)
勝間氏推薦
  • 自助論
  • 「原因」と「結果」の法則
  • イノベーションのジレンマ(増補改訂版)
  • プロフェッショナルの条件 [ドラッカー著]
  • 史上最強の人生戦略マニュアル
  • 「困った人たち」とのつきあい方:対処の努力をいつあきらめるか、についても書いている。
  • ネクスト・ソサエティ [ドラッカー著]
  • ビジネス・ゲーム:絶版なので50冊リストからははずされている。とこの本には書いてあるけど、最近文庫として復刊したらしい
最後に、自分ですでに読んだことのあるもの。結構かぶっている
  • ユダヤ人大富豪の教え:マンガ版だけだが…
  • 7つの習慣:会社の研修で受けたことがあり、本を読んではいない…
  • あなたもいままでの10倍早く本が読める:フォトリーディング本。今読んでいる最中。
  • 本を読む本:フォトリーディングと関連して語られる本。これも読んでいる最中。
  • EQ こころの知能指数:会社の研修で受けたことがあり、本を読んではいない… ブックオフの100円コーナーでよく見かける気がする…
  • ザ・ゴール:TOC (Theory Of Constraints)とかボトルネックとかを学べる。ストーリー仕立てで非常に良くできている本。同じ著者の続編もほとんど読んだけど、TOCを製造分野以外にも適用しようとしていて、やはり感心した。
  • 暴走する資本主義:最近読んだ。
  • ウォール街のランダム・ウォーカー:まだ投資を勉強し始めた頃に読んで、当時はよく理解できなかったけど、最近ではこの本の内容は真実であると感じている。やはり市場に勝つのはむずかしい。


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2009年02月08日

「考える力がつくフォトリーディング」を読んだ

考える力がつくフォトリーディングを読んだ。

勝間和代さんなどの影響で最近注目を浴びているフォトリーディング・ホール・マインド・システムを子ども(とは言っても高校生くらいまで)を対象にしてやさしくわかりやすい内容にした本。著者はフォトリーディングの講師であり、子ども向けの導入を試行錯誤しているうちにこの本の執筆までいきついたらしい。フォトリーディング・ホール・マインド・システムと言えばいわゆる10倍本(あなたもいままでの10倍速く本が読める)だけど、その本だけだと実践していくのにいろいろと疑問な点が出てくることもあり、この本でそれらの疑問のいくつかを補うことができるようになっている。

10倍本自体を「フォトリーディング・ホール・マインド・システムで」何度か読んだんだけど、実践するにあたりわからないことが多いと思う。ネット上の掲示板やmixiのコミュニティなどを見るといろいろとヒントがあって理解の助けにはなるけど、それでもこの本はフォトリーディング・ホール・マインド・システムを分かりやすくしているという点で大変意義があると思う。

10倍本と比較して具体的な記述になっているなどでためになった内容は以下:
  • 本を読む目的の作り方のコツ:「私の○○のために必要な××を知りたい」
  • みかん集中法:みかんの位置は、自分の頭の後ろ方向ななめ上15〜30cmほどの空中に置き、その位置に意識を集中する。テストなど集中力を必要とする局面でも使うことができる。
  • フォトリーディングのときは、本の文字はぼやけていたり、二重に見えたりするのが正解。文字は見えないのが正解。ブリップページが見えていなくてもよい。
  • 質問づくりにて、2〜3分で本を調査し、さらに2〜3分でトリガーワードを20個程度抜き出す。文章でなく単語で抜き出す。
  • 質問を作った後の休みは、5分〜ひと晩。それ以上長い時間が空いたら、もう一度フォトリーディングする。
  • マインドマップを作成するときに記入する中心のイメージとして、「本のタイトルを絵文字にする」というのもアリ。
フォトリーディング・ホール・マインド・システムとマインドマップを組み合わせるときの作成例(p.93):
  • 「準備」では、目的をマインドマップの左上に書く。
  • 「質問づくり」をしながら、トリガーワードをマインドマップの左下に書く。質問は目的の下に書く。
  • 「アクティブリーディング」をしながら、
    1. 大切だと思う言葉や質問の答えだと思う言葉はメモする。中心のイメージから放射状に、ブランチを書きながら伸ばし、ブランチの上に言葉を書く。
    2. ブランチの上に書いた言葉に関連した言葉をメモしたい場合は、ブランチをつなげて書き、その上に言葉を書く。どんどん放射状になっていく。
    3. ときどき、その言葉を象徴すること、出来事などを、イラストやシンボルを描いてビジュアル的要素を入れる。(脳が喜び、記憶の保持に役立つ)
  • 質問の答えの箇所はマーカーなどで囲むなどして目立たせ、貴重な情報として記憶にとどめる。
本を読む本」も途中(第2段階の点検読書)までは読んだりしたんだけど、どうしても満足するまで本を読んでしまい、飛ばし読みを徹底しきれないのが難しいところ。

そもそも、フォトリーディングを実践するだけの時間を確保できていないという根本的な問題を解決しないといけない状況だったりするのが… ニワトリと卵の関係のような気もするな…

ちなみに、自分の図書館では児童書扱いになっていた… 大人が読んでも役に立つ内容だし借りても全然問題ないんだろうけど。
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「お金持ちになるマネー本厳選50冊」を読んだ

お金持ちになるマネー本厳選50冊 (水野俊哉 著)を読んだ。

成功本50冊「勝ち抜け」案内成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内の著者が、マネー本というジャンルで50冊を取り上げたもの。

比較的最近の本が取り上げられている感じであり、金持ち父さんなど前著で取り上げられている本は含まれていない。「簡単に儲かる」的な本をあっさり排除しているのもよい。前作までと同様にトップ10なるまとめがあり、案の定マネー本を多く読んだことのある人ならいきつくであろう結論に至っている。

最近はあまりマネー本を読まなくなってきていたけど、自分がこれまでに読んだ本からまとめると、パッシブ運用、ドルコスト、分散投資、複利といったことが最終的にはキーワードとなっており、同じような結論になっていた。ただ、この本が出版されたのは2008年11月であり、デカップリング論が崩壊して分散投資の意義が薄れてしまっている相場環境だったり、長期投資を否定するような急落局面だったりで、タイミングが悪いとしか言いようがないと思う。正規分布の標準偏差を大きく超えるファットテール現象についても述べられており、奥が深い内容となっている。

また、以前読んだこともある貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメントという本から、「短期投資志向になると投資関連に使う時間が多くなってしまい、人生のクオリティ・オブ・ライフが損なわれる」といった記述が取り上げられており、最近の相場下落で株などの投資情報収集にかける時間が多くなってきていることについて再考が必要と感じている。現在の相場状況は長期投資のための仕込みをする絶好の機会なのか、落ちるナイフをつかみにいっているだけなのか、という判断は難しいけど。

他に既読の本でマネーの公理が紹介されていたが、これも良い内容だったと記憶している。本を読んだときに作成したメモを読み返してみたけど、なかなか実践するのは難しい内容であり、頭ではわかっているけど実行できていないというはがゆい状況にある。上に書いたのと矛盾してるし…

最後のまとめのトップ10の9位として、「最強の投資商品はあなた自身である」という内容が紹介されている。これは、マネー本というよりはビジネス書の内容であると著者も書いてあるが、「労働報酬と同じ額を投資からの収入で得ようと思ったら、とんでもない運用額が必要」⇒「利回り5%の金融商品と比較すると、年収300万の人は6,000万の金融商品と同じ労働価値である」⇒「若いうちは無駄な支出を減らし、将来投資に回すための元金をためながら、本業のキャリアアップやスキルアップを計るのが、もっとも効率の良い運用方法である」というあたりは、核心をついており良い例え方だと思った。投資関連は半分趣味になっているので、使う時間を減らすのはなかなか難しいところだが。

さすがに自分もいろいろな本を読んできただけあって、このマネー本という分野の内容については同意できる部分がかなり多かった。

自分が今後読んでみたいと思う本も何冊かあったのでメモとして残しておく。

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2009年01月24日

「自分探しが止まらない」を読んだ

自分探しが止まらない (速水健朗 著)を読んだ。

「自分探し」ということについて、事例や歴史や背景を述べ、「自分探しホイホイ」としてのビジネスについて述べ、「自分探し」の時代の背景やはまり込まないためのヒントを示している。

最初の第1章では海外に出る若者の例を挙げており、サッカーの中田からイラクに渡航して世間を騒がし「自己責任」というキーワードが流行るきっかけを作ったひとたちまで述べられている。「あいのり」についても述べられている。これらのルーツとなっている自己啓発本について述べられ、「ニュー・ソート」という運動の思想から派生しており、ポジティブ・シンキング志向につながっていると主張している。他にもインドのサイババ信仰などについて述べられている。いろいろと自分が知らないことも書いてあり、ある意味勉強になったと感じた。ただ、どちらかというと自己啓発・自分探しに否定的なトーンでかかれており、この本を読み進めるのをやめようか迷ったが、背景などを知るという意味では意義があると考えてこの先も読んだ。

第2章では、フリーターの自分探しについて述べられており、高度成長時代からの時代の変遷の過程で労働観が変化してきており、やりがいなどで得体の知れない感じ仕事が多く、もっと直接的にやりがいを感じることができる職業を選択する傾向も存在していること、などが述べられている。猿岩石の例がフリーターに影響を与えたとか、新自由主義(95年レポートで、幹部候補エリート、スペシャリスト、使い捨て激安労働力の3つを組み合わせて使っていくことを述べ、それにより人件費を軽減して世界レベルでの企業の競争に対抗する)の影響で「プレカリアート」(不安定な職につく人たち)が増えているとか、「やりたいこと志向」とそれを突きつける社会構造とか、効率化によって仕事のやりがいが収奪されている(キヨスクのおばちゃんの例)とか、が述べられている。時代背景や考え方の変化や「やりがい」の消滅など、いろいろなことが生じていることを述べており、背景について理解するための参考となった。特に、118ページの記述で、『本来存在している「誰もやりたがらないことを進んでやること」に対する価値への配慮がまったくないのは問題だろう。』というのは良いことを指摘していると思った。

第3章では、自分探しビジネス(沖縄などへ移住し、激安賃金で働かさせる、NGOなどの不透明なビジネス、ホワイトバンド、共同出版ビジネス、自己啓発系居酒屋、ラーメン屋)について述べている。

ホワイトバンドについては、(最近上場した)サニーサイドアップなどのPR会社についての記述もあり、広告を使わずにメディアを利用し話題作りを考える仕事をしていると考えられる。自分はPR会社についての知識はほとんどなかったが、「ずるい」と考えるか「新しいビジネス」と考えるか、という点では議論となるという記述は納得した。新しいやり方の一つなんだろうけど、特に日本人は自己をもたずにメディアに流される傾向が強いので、こいつらが暗躍すると日本自体が間違った方向へいってしまうこともあり、メディアなどを使った操作にはなんらかの制限が必要と感じる。最近のマスコミの劣化とこういったPR会社の躍進はどちらが先なのかはなんとも言えないが、マスコミの体力が落ちてきていることからPR会社は今後さらに幅を利かせてくると感じており、脅威だと思う。

自己啓発系居酒屋については、和民グループについて述べられており、「夢」などというキーワードで若者をより安い時給でひきつけて仕事をさせているという記述がある。『労働社会学者の本田由紀は「<やりがい>の搾取」という言葉を使っている』という記述があり、このやりがいの搾取という言葉はかなり衝撃的だった。

第4章では、自分探しが止まらないということについて述べており、「OL留学」、「ねるとん」と「あいのり」世代の価値観の違い(バブリーな要素vs.自分らしさ)、ハルマゲドン2.0(ウェブ進化論)、内面に潜む潜在能力の開花、などについて述べている。最後に総括として、自己責任の時代で自分探しが止まらないのげ現代の姿であり、安易に「自分探し」に逃げ込まず、各人が努力や研鑽をすべきであるとしている。

本全体を読んでいると、自分探しに批判的な記述が多いが、著者自身も団塊ジュニア世代で「自分探し」を経験してきており、その自己批判という部分もあるとのこと。自己啓発セミナーや海外放浪など安易にポジティブシンキングに逃げ込むことを批判しているが、ポジティブシンキングそのものを批判しているわけではない、という記述もある。

たまたまWebで見つけた本のタイトルを見て、最近の自分の状況からやたらと気になったために読んでみたが、いわゆる自分探しが蔓延する背景などについての知識を得ることができ、有意義だったと思う。いろいろな事例を挙げているうちに雑談が増えてしまっているのは本としてどうかとは思うが、自分も著者と同世代ということもあり、共感を持つ部分も多かった。自分も時間的余裕と金銭感覚が現状と違う状況におかれていれば、もっと自己啓発とか自分探しとかにはまりこんでいたと思う部分もあり、興味深く読むことができた。と同時に、現代社会の難しい面について改めて認識させられた。PR会社とやりがいの搾取という記述は特に気になった部分だった。
posted by mako at 12:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

「ビジョナリー・ピープル」を読んだ

ビジョナリー・ピープルを読んだ。

以前読んだ『成功本50冊「勝ち抜け」案内』で紹介されていた本。「成功者」を徹底的にインタビューし、共通する事項を取り出したような内容。まず、そもそも成功とは何かというところからの話で始まる。この本で取材している「ビジョナリーな人」は、20年以上の実績があるような人を対象にしていて、パッと出の有名人などを対象にしていない。成功とは一般的に言われているようなものではないとし、逆に今日の一般的な定義は有害であるとすら述べている。永続的な成功をおさめている人たちが人生や仕事で最も大切にしているのは、意義や達成感、幸福、変わらない人間関係、生きがいである天職に没頭しているとき全身に生命の躍動を感じること、などであり、これらのことを考えると成功の定義自体を再度考える必要がある。本当の生きがいを知る必要がある。ビジョナリーな人の三要素として、意義、思考スタイル、行動スタイルがある。

意義に関しては、自分の大好きなことをする、(世間一般の常識から見て)非合理的な情熱を燃やし尽くす、情熱は一つではなくバランスなど意味がない、誠実な姿勢をつらぬく[生きがいに対する誠実さ、核となる価値観を明確にする]、などといったことが多くの実例を挙げながら述べられている。

思考スタイルに関しては、まず、頭の中で自分の生きがいについて語る小さな声に耳を傾けることが重要であり、これを邪魔してしまうワナがいくつかあるので注意が必要とある。この章にあったスティーブ・ジョブズの言葉で「人に与えられた時間は限られている。だから、誰か他人の人生を生きて、その時間を無駄にしてはならない。」とある。2005年のStanfordでのスピーチの内容として有名らしいので、一度原典を探して聞いてみるつもり。他には、批判されてもぶれないということや、ライス国務長官の警告として、「人生に必要なものは情熱・覚悟・能力であり、どれかが欠けても永続的な成功は得られない」とあった。

また、失敗を糧にする、という章もあり、失敗したことから学習し、次につなげていくことの重要性が述べられている。この本はアメリカで出版されているので、失敗した後に再チャンスを得て成功した事例なども述べられているのだが、日本ではなかなか再チャンスを得ることができないと言われているのは難しいところ。致命的な失敗はしないようにして、細かな失敗から学習していくプロセスを繰り返すようにしていくのが現実的なところという感じかな。

弱点を受け入れる、という章では、アメリカの大企業のCEOが読書障害を抱えながらも自分の長所を生かして成功している事例などが述べられている。成功している人間は完璧であるべき、といった世間一般の常識にとらわれてはいけないと改めて感じた。

最後に行動スタイルに関して、「思いがけない幸運に備える」という章にて、セレンディピティ(serendipity)について述べられていた。Wikipediaの記述も調べてみたのでリンクしておく。ただし、何もしないで思いがけない幸運に恵まれるわけではなく、目標や計画を立て、思いがけない幸運が期待できる立場に自分を置く必要がある。他には、アカウンタビリティについて「人類の歴史から学べる、最高の教訓のひとつがこれだ。つまり、自分の身に起こったことで自分が責められることもあれば、責められないこともある。けれども、そのどちらであっても、そこに関わっていることについては責任がある、ということだ。」という記述があり、とても参考になった。他に、スティーブン・コヴィーの「第8の習慣」からの引用で、「仮に読者が心臓発作に襲われたとしよう。生命の危機を前にしてどんな目標を最優先に設定するか。自分に残された時間の中で、何をするのが最も大切なことなのか。なぜ、自分が傷つかないかぎり、自分の将来を考えるのと同じ真剣さで、意思決定をしようとしないのか」という話は考えさせられた。

論争を盛り上げる、という章では、非難ではなく、問題の解決に向けて創造的刺激としての論争が重要とある。これは納得できるが実世界では組織内の上下関係などもあってなかなか実践が困難なことである。この重要性は頭に入れておいて自分がリーダ的立場になったときに生かしたいと思う。

最後の章はすべてを結集させるというタイトルで、以下のようなことが書いてあった。一人の力で成し遂げられることはない。自分が正しいとわかっていることにあくまでこだわり、(自分の専門外のことなどで)わからないことがあればわからないということが重要。意義が大切。言葉が重要。奇跡を求めるには環境を整える必要があり、自分の情熱や目標と相反するもの(人も含めて)をことごとく、自分の人生から排除して整合性を取る必要がある。

この本を読んで、改めて自分の人生の意義ということについて見つめ直したいと思った。この本で述べられている成功の事例については非常に参考になった。一般常識にとらわれないという点についてはかなり実践できているとは思っていたが、成功の定義に関しては甘かったと言わざるをえない。人生の意義が簡単に見つかるとは思えないが、常に意義を見つける姿勢を保ち、自分ができること、興味があることについて継続していこうと思うとともに、無駄なことや非効率なことを減らしていく必要性を感じた。
posted by mako at 23:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

『成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内』を読んだ


『成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内』 (水野俊哉 著)を読んだ。

前作の『成功本50冊「勝ち抜け」案内』の第2弾として出版された本。著者は前著ですっかり成功本評論家的な立場になっているような感じであり、第2弾もとても参考になる内容だった。成功法則ベスト10(応用編)が記されており、精神面もカバーした内容で参考になる。

著者が成功本を読んで実践した結果として、すでに5冊ほどの出版予定があるほど仕事が増えて成功しているという「実績」について書かれており、具体的に行動することの重要性を説いているのも感心した。自分もやらなければ、という気にさせてくれる内容だった。シンクロニシティとかセレンディピティとかについても述べられているが、これらについてはまだ実感できるレベルには達していないなぁ。

前作を読んでいくつかの本を読もうと思ってリストアップしていたものの、ほとんど読めていない状況だったりするけど、さらに読むべき本が増えてしまった。前作で紹介されていた成功学キャラ教授のポイントはかなり高かったと思う。

自分が今後読むつもりの本を備忘録として書いておく。
最後の授業 ぼくの命があるうちに (Youtubeで動画公開あり)
・レバレッジ・シンキング
・IDEA HACKS!
・効率が10倍アップする 新・知的生産術
・不機嫌な職場
・アツイ コトバ
・出逢いの大学
・成功の掟 (マーク・フィッシャー)
・道は開ける[新装版] (デール・カーネギー)
・影響力の武器 [第二版]
・菜根譚 (洪自誠 著、祐木亜子 訳) 2007/12出版

本の最後に、前作について掲載されているBlog一覧として100以上のBlogが紹介されており、自分のBlogもその中に入っていた。気が向いたときにしか書かず、人もあまりこないBlogだが、コンテンツとして公開することでいろいろな反応が生じているんだなぁ、と感じた。有名なアルファブロガーと並列で並べられているのは自分でも違和感があるけど…
posted by mako at 01:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月06日

「暴走する資本主義」を読んだ

暴走する資本主義を読んだ。

技術革新などで資本主義が過度にいきすぎてしまい、民主主義が危機的な状況になってきている。それらの関係を明確化して問題点を明らかにし、解決策を提案している。

1970年代から、技術の革新などによって企業間の競争が激化してしまい、投資家の立場として企業に高いリターンを求め、消費者の立場として企業に安い商品や良いサービスを求めるようになった(投資信託、ファンド、ウォールマートなどの大規模小売業)。一方、市民としての力が弱くなっており、民主主義が機能しなくなってきている。企業のCEOは、自らのルールに従って投資家や消費者の利益のために行動する立場であり、その結果として雇用が不安定になったり、外国の工場で劣悪な環境で働かせていたり、ということが発生するが、あくまで企業間の競争の結果としてCEOはやっているだけである。企業は競争に打ち勝つためにロビー活動に精を出すようになり、政治の世界が企業に支配されるようになっていて、市民のための政策という点ではどんどん弱くなってきている。

ある企業がこういう悪事に見えるようなことをやっているのを非難してやめさせても、他のライバル企業がやっている限りは、そのライバル企業のサービスが選択されて利益を上げていくことから、法律などによる規制という対応が必要となる。

などといったことを書いてあり、技術革新による競争激化と「投資家」や「消費者」の要求から資本主義が暴走する仕組みとなってきていることと、それによって「市民」としての力、民主主義の力が弱くなっていることの関連性を明確に述べていて非常に感心した。過去に格差拡大とか労働問題などの本を読むたびに、企業のやり方にあきれつつも、その企業のサービスを拒否するという選択肢がなかなかとれないことに矛盾を感じていたが、この本はそういった問題を明確に示していたと思う。

最近の金融危機もあってこの本が注目されていると考え、前から気になっていつつも未読だった状態だったものを読んでみたが、金融的に過度にレバレッジがかかってなんとかかんとか、といった内容の本ではなかった。

この本のあとがきにも書いてあるとおり、ロビー活動なんとかという記述は確かに日本ではピンとこないかもしれないが、消費者として安くて良いものを過度に求める、といったところは日本にも共通することであり、納得しながら読むことができた。

この超資本主義(Supercapitalism)から民主主義を取り戻すためには、やはり個々の企業に対する非難や不買運動などではなく、法制化された規制などが必要という著者の提案には共感できる。ただし、グローバル化された現代社会では、一国だけでこういう規制を設けても意味がないのではないかと思うし、だからといって世界レベルで規制を設けることが可能かと言われると無理だと思う。結局はこの流れをずっと突き進むしか道がないのかと考えると頭が痛いところだ。

また、個人的には、これまで悪事を働いているとされている企業のサービスはなるだけ利用しないほうがよいと考えていたけど、個人レベルでそういう活動をやるのは意味がないというのを認識させられた。個人として何をやれるか、ということを考えると、自分の無力さを感じずにはいられない。自分だけがよい方向となるような視点であればやるべきことはあるのだけど。規制に守られた競争の激しくない業界の正社員となることなどはいいでしょうね。そういう既得権益を持っている人は必死にしがみついたほうがよさそう。

技術革新や競争の激化によって、インフレが過度に進まなくなるというのをグリーンスパンが早期に見抜いていたのでは、といった記述があったが、日本でここ十年の間に起きたデフレについても全く同じ仕組みだったんだということを改めて認識できた。(GDPの算出方法に問題があるという考え方もあるけど。)

他に、企業のCSRといったものは、その企業にとってなんらかのメリットがあるからやっているのであり、メリットがないものについては株主に対する説明がつかない以上はやるべきではない、という記述もあり、確かに批判を受けそうな記述ではあるが、真実を述べていて納得のいく記述だと感じた。企業が発するメッセージでどうみてもこじつけにしか思えないようなものでもCSRに分類されており、それを真に受けているのかどうかしらないけどSRIファンドなどがその企業の株を買っているのはアホくさい。(SRIファンドの組み入れ株式を見ると、大企業を対象としたポートフォリオそのもの、ということがある。)

CEOの収入が高騰している話題にも触れられており、スポーツ選手でトップクラスの選手の給与が高いのと同じ論理であるという説明は自分が考えていたものと同じであり、納得のいくものであった。ただ、投資家からの評価として非常に短期間での評価となっているのが問題というのは感じていて、まさに最近の金融危機はこれが原因の一つだと思う。日本企業はCEOが過度に高い収入を得るという傾向はまだ小さいが、そのために能力の高い人物がCEOにならないために企業の利益が高まらないのは問題だと思う。どっちもどっちで難しい問題ですね。

著者のロバート・B・ライシュは、アメリカ民主党で重要な立場であるらしく、この本の内容が今後のオバマ政権に対してどういう影響を与えるかというのは気になります。

なんかとりとめのない記述になってしまった。現在の資本主義の暴走と民主主義の衰退を非常によく説明した本として読む価値は十分にあると思う。事例の記述が多いので、アメリカ企業に関する知識をある程度持っていないと読み進めるのはきついと思う。
posted by mako at 10:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月04日

「ベンツを買って丸ビルに行け!〜銀行から100億円引っ張った元銀行員が教える!裏経済学〜」を読んだ


ベンツを買って丸ビルに行け!〜銀行から100億円引っ張った元銀行員が教える!裏経済学〜を読んだ。

最近読んだ本と同じ小堺桂悦郎氏による会計関連の読み物。自分のように、以前簿記の勉強を少ししていてある程度の知識があり、前作を読んでいたりとある程度のさわりの知識があるような人にとっては、読み物として楽しめる内容だった。

売り上げは伸ばしているものの赤字決算を続けている会社を立て直していく話を面白おかしく書いている。企業再生の手法としてはどれもどこかで読んだことのある内容の気がするが、同じ会社の事例で連続しているので流れがあって楽しめる。実際の会社経営ではこんなにうまくはいかないんだろうけど、まあそこは読み物と割り切れば楽しめる。ただし、この本にそれ以上を求めてはダメなんだろう。

以下のことがポイントらしい(amazonの商品説明から引用)
あなたが本書で学ぶもっとも重要なことがあります。
それは、

人間が経済を動かしている

ということ。
機械ではないのです。
だから、「学校で学ぶ経済」や「エリートの語る経済」は、現場では役に立たないのです。
posted by mako at 00:23| 東京 🌁| Comment(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月30日

「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学」を読んだ

なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学を読んだ。

5月に読んだ『成功本50冊「勝ち抜け」案内』で紹介されていた本。ここ数年でおなじみになった会計に関する本で、中小企業における会計の実態というか、普通に簿記などを勉強しているだけではわからない現実の側面について触れることができる。難しい簿記の言葉はなるべく使わない記述となっている。

タイトルの4ドアのベンツというのは、2ドアだと税務署に認められない、というのが理由。どこかで聞いたことがあったのでこの話自体は理解できた。他にも旅館の話で「資金繰り」と「決算書」が異なるという話であり、概念的には理解していた内容だが、具体的な例として上げられていて理解を深める助けになった。

銀行融資のために架空決算や粉飾決算に手を出したり、節税のためにいろいろなもの(この本では生命保険、設備投資、投資(不動産、株など)を取り上げていた。)に手を出したりするという企業の現実を取り上げていた。

生命保険の話については、保険料を誰が支払って、被保険者を誰にするか、などで税金の取り扱いが変わるということはFPに関する勉強をしているときに知ったことだが、逓増保険などを使うと将来の保障についての保険料を現時点で支払う形になって、普通に定期保険をかけるよりも節税目的には大いに有効だということを理解できた。

簿記の勉強を以前したが、実践で使うことはない状態なので、たまにこういう本を読んで簿記というか会計に関連する内容に触れるのは記憶を保つという意味でもよいと感じた。

続編も出ているようなので、機会があれば読んでみようと思う。
posted by mako at 11:33| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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