2008年03月16日

『もっと深く「知りたい!」フィギュアスケート』を読んだ

もっと深く「知りたい!」フィギュアスケート (阿部奈々美 著)を読んだ。

コーチ/振付師として活躍されている阿部奈々美さんによるフィギュアスケートの本。Q&A方式で100項目の記述となっている。前半の競技のルールとか新採点方式あたりの記述は、ある程度知識のない人には解釈が難しいと感じた。後半は振付師とかコーチとか実際に競技にかかわっている人が詳しい項目について書いており、興味深い内容だった。

実際に選手が演技をするところだけを見るととても華やかなスポーツなんだけど、ものすごく練習時間が長かったりお金がかかったりとたいへんだよなぁ。
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2007年04月13日

「氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート」を読んだ

氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート」を読んだ。

フリーランスとしてフィギュアスケートを取材している田村明子さんの著書。

フィギュアスケートの裏事情といったことを書いており、とても興味深く読むことができた。演技を判定するというスポーツの性質上、どうしてもジャッジが重要な位置づけになるが、ジャッジの人の苦労なども書かれていた。

自分は伊藤みどりが活躍していたころにちょっと見た程度で、フィギュアスケートを本格的に見るようになったのはトリノ五輪の前あたりからであり、旧採点方式はとてもわかりにくいものという印象しかないが、過去にあった判定スキャンダルの話や、それを受けて導入された新採点方式などの話題もあり、参考になった。個人的には新採点方式は判定基準に透明度があってわかりやすいと思うが、どうしてもレベルをかせぎにいったり、失敗を恐れて難易度の低いジャンプを確実に狙いにいったりという弊害についても、スケーターのコメントを交えて指摘している。

コーチや振付師に関する話題もあり、おもしろい内容だった。裏方という立場だけど、大変なんだなぁ、と思った。佐藤コーチが、自分の娘に対して幼い頃にほとんど教えることがなかったという話は意外な感じがした。ちょうど最近テレビで同じ話題をやっていて、スケートをさせるつもりはなかったと話しており、子供をそばにいさせておこうというつもりでリンクに入れてたのが間違いだったとか言っていた。そういえば、コーチは裏方とは言うけれど、モロゾフは日本ではかなり知名度が上がってしまってるな。

北米のメディアが過剰にあおる報道をしてきた歴史などについても記述があった。最近の日本のメディアはものすごく劣化しているので、将来下手なことをしなければいいと思う。

安藤の今季の復活についての記述もあったが、世界選手権の前に出版されているので、世界選手権の優勝についてまでは書かれていない。ちょっと出版時期が惜しかったかもしれないと思った。
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2007年04月07日

世界フィギュアスケート選手権大会2007東京を観戦2

前回の記事の続き。

23日は女子SPが前半と後半に分けられ、間にアイスダンスのFDが入るスケジュール。女子SPはどこから見るか迷ったが、結局通勤時間帯の電車に乗り、2番滑走の人の途中から観戦。

席は21日とは異なり、B席でもかなり後ろのほうで、ほぼ天井に近いところ。掲示板などではそんなに遠くないという意見も見かけたが、やはり遠すぎるといわざるをえない感じ。まあ、マンションの7階あたりから地上を見ているくらいの高さだし、しょうがないか。場内の巨大スクリーンも天井からの釣りモノのせいで一部さえぎられてしまった。リンク全体を見わたせるのである意味新鮮だったが。スピンなどのときは双眼鏡で見るようにしていた。そのせいで前のめりの姿勢になってしまったせいか、後ろの人にクレームをもらってしまった。双眼鏡を持って見ようとすると、どうしてもひじをひざの上の乗せるような感じになってしまっていたし、書類をひざの上に乗せていたりもしたのでそういう風になったんだろう。それ以降は座席の背に背中を付けていた。今後観戦する場合は、もっと前の席にすべきだと思った。

anti-shio.jpg選手の演技の前に、とある応援バナーについて書いておく。実況がうるさいフジテレビの某アナウンサーについてだが、「沈黙は金」と書いてあった。
さすがに最初に出てくる選手たちはジャンプに苦労しており、なかなか点が伸びない演技が続いた。13番滑走のAnastasia GIMAZETDINOVAがようやくノーミスの演技をし、49.99という得点を出す。場内ラジオではFPに進むのに50点くらい必要などといっていたが、ほぼそれに近い点数をだした。(個人的にはボーダーは45点くらいだと思っていた。有力選手で2ミスだとこれくらいの点数になる。)

第4グループのウォームアップのときに、シットスピンがとても低い選手がいたので気になっていたが、それは19番滑走のAna Cecilia CANTUというメキシコの選手で、演技の最後に見せた低いシットスピンではかなりの拍手をもらっていた。

女子SP前半が終わり、アイスダンスFDが始まる。これもペアFPと同様に日本で試合を観る機会は少ないということもあって楽しみにしていた。場内FMの評判がよかったので、アイスダンスに関しては演技中も聞いていた。(最終グループ以外は)。アイスダンスはスポーツ競技で順位を争うということを考えないで見ている分には楽しいのだが、演技を見てもそれぞれの組の差を説明できないという感じだった。序盤から良い演技をする選手が続出していた。後で分かったが、序盤に出てきた選手は世界ジュニアにも出場していた組が多かったようだ。クラシックのアレンジモノを使う選手が多かった。

この試合で引退となる渡辺/木戸組は、去年荒川静香がトリノのSPで使った幻想即興曲のアレンジでの演技。ノーミスでよい演技だった。最後ということもあり、FMの解説の方に促されたこともあってスタンディングオベーションした。。

最後から2組はGPシリーズやユーロなどでも見たことのあるメンツが出てきた。逆リフトで有名なイタリアのファイエラ/スカリ組は、ユーロでパイルドライバーをやらかしたせいでISUから非公式の逆リフト自粛要請があったとの場内FMの解説の方の話のとおり、逆リフトはなかった。カナダのヴァーチュー / モエ組はクラシック系ワルツという感じですごいきれいな演技。解説の人がだまって見ていた。アメリカのデービス / ホワイト組はだったん人の踊りの曲で、シンクロナイズドツイズルのスピードがすごかった。

優勝争いとなる最終グループの5組が出てきて、盛り上がってくる。カナダのデュブレイユ / ローゾン組は難しいリフトも入ったパーフェクトな演技。個人的に気に入っているアメリカのベルビン / アゴスト組はアメリの演技。ツイズルでベルビンがミスしてしまい、優勝がなくなるどころかメダルもあやしくなった。演技で見えない壁(鏡?)に向かって手のひらを出すところがあったが、男性と女性の手の間に意外と距離があると感じた。

フランスのデロベル / ションフェルダー組はスパイのような感じでピストルを持ったり、撃たれたりということを表現しており、常に動きまわるような感じで女性が男性の股の間を潜り抜けたりするなどおもしろいプログラムだった。パーフェクトな演技をしたこともあり、ベルビン組より上にいくかと思ったが、微妙に届かず。その後、ブルガリアのデンコワ / スタビスキー組はロミオとジュリエットの演技でやはり難しいリフトも含めてパーフェクトな内容。トップにたった。最後のロシアのドムニナ / シャバリン組はだったん人のプログラムでよい内容だったが、点数は意外と伸びなかった。

続いて、女子SPの後半。女子はGPシリーズでも下位グループが放送されることが多かったためか、知っている選手がすぐに出てくる。カナダのミラ・リャンはLzをアウトエッジで飛ぶことで気にしていたが、やはりLzはすごかった。イタリアのマルケイは良い演技をしたと思ったが、最後のスピンを終わってポーズをとる直前に転倒してしまうというありえない感じに。スローでコーチが頭を抱える場面が映し出されると場内は笑いに包まれた。

第6グループに入り、ユーロを勝ったにもかかわらず世界ランキングの関係で最終の2グループに入れなかったコストナーが出てくる。最初の3F-3Tできれいなジャンプを決めると、その後もノーミスのすばらしい演技。パッフェルベルのカノンでの演技だったが、サーキュラーステップあたりから手拍子がおきてしまったのが残念だった。(後で知ったが、ジョージ・ウィンストンの演奏らしい)。65点くらいと思っていたが、67点台が出てびっくりする。

エストニアのグレボアは3T-3Tを決めるも、他でミスしてしまう。(この選手はジュニアとの掛け持ち)。グルジアのゲデバニシュヴィリは3-3持ちなので注目していたが、最初の3Lzで転倒、さらにコンビネーションの1つ目が2Fになってしまい、2F-3Tとなってしまった。ビールマンスピンは良かった。ロシアのマルティノワはOtonalを使った演技でジャンプをパーフェクトに決めた。

いよいよ最後の2グループに入り、男子SPのときと同様に盛り上がってくる展開となった。アイスダンスの頃には空席も目立っていたが、このころには満席となり、男子トイレも行列していた。カナダのロシェットはストレートラインステップの途中で転倒してしまい、点数も50点に届かず意外な結果に。前年度覇者のマイズナーは3-3を決めてノーミスだったが、64.67という点数となる。コストナーの演技と比較するとまあこんな点数かと思った。

その後、Yu-Na Kimの演技ではロクサーヌで3F-3Tをきれいに決め、その後のイナバウワーからの2Aもきれいに決めるパーフェクトな内容だった。(現地で見たときはジャンプはきれいだとは思ったものの、コストナーのほうがすごかったと思っていたが、後でテレビで見たらとてもきれいなジャンプだと思った。)。観客の中にはスタンディングオベーションの人もいるような感じであり、68〜69点くらい出て日本選手に対してプレッシャーになるかなぁ、と思っていたら、71.95というとんでもない点数が出て逆にあきれてしまう。

第7グループ後半、セベスチェンは完璧な演技で本人もガッツポーズ。ただ、コンビネーションは3-2ということもあり、60点には届かない。その後、日本代表1番手として中野が出てくる。最初のコンビネーションがちょっとあやしかったが、その他はパーフェクトであり、ドーナツスピンもとてもきれいで感動する演技だった。スタンディングオベーションをした。62〜63くらいは行くかと思ったが、60.62と意外と伸びないと感じた。

最終グループに入り、安藤、浅田真央が出てくる。やはり浅田真央への応援が多い感じ。安藤は3Lz-3Lo、3F、2Aを決め、ビールマンスピンがなかったのが気になったがパーフェクトな内容。ストレートラインステップに入る前の表情も印象的であり、トリノからの復活ということや、この大会までに受けてきたであろうプレーシャーなども考え、感動する演技だった。この演技にもスタンディングオベーションをした。Yu-Na Kimと比較しても69〜70くらいは出てくると思ったが、67.98とちょっと調子抜けする点数。

その後、浅田真央が出てきた。演技前に応援する掛け声が多く、集中を乱すのでやめて欲しいと思っていた。最初の3Lzは決めたが、その後のコンビネーションの2ndジャンプがすっぽ抜けて3F-1Loになるという信じられないミスとなり、場内からため息が。その後は粘って良い演技だったが、ショートプログラムのコンビネーションでは3-2以上を飛ばないとGOE-3なことを考えると、もっとも減点が大きなところでミスをしてしまったということで得点が心配だった。ノーミスなら70点と考え、3Loの抜けとGOE-3と考えて61〜62点と考えていたが、61.32という点数が出て、なんとかFPは最終グループに入れそうな順位につけた。

浅田真央の演技の後には花や人形(ぷ〜さんのめちゃくちゃでかい人形もあった)などがかなり投げ込まれていたこともあり、次にすべるエミリー・ヒューズが落ちているゴミを拾ってリンクサイド席のアメリカ応援団へ渡しているのはちょっとかわいそうだった。エミリー・ヒューズはカルメンのボヘミアの歌を使っていて、自分のお気に入りなので楽しみにしていた。ノーミスの演技であり、順位が気になったが、浅田真央と中野の間の点数となり、最終グループ入りするとともに、中野が最終グループに入りそびれた。

この時点で浅田真央のが終わったこともあったのか、すでに帰り始めている人が多かったのは気になったが、まあ、電車も混んだりするし、人それぞれで事情があるから仕方がないと思った。最後のソコロワの演技はほぼノーミスの内容であり、今シーズンは不調だったこともあったのか、本人は満足した様子だった。

Yu-Na Kimの得点の高さはかなり気になったが、後でプロトコルを見ると、ジャンプでGOE+2がかなり出ていたのが分かった。まあ、最終結果はアレだったのでもうどうでもいいが、ちょっと点数が高すぎたのは気になった。

24、25日分のTV観戦分も書こうとしたが、長くなってしまったので別エントリに。
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2007年04月01日

世界フィギュアスケート選手権大会2007東京を観戦1

世界フィギュアスケート選手権大会2007東京を観戦してきた。

20〜25日にかけて開催されたが、さすがに全日程いくのは体力的に辛いと思ったので、チケット確保が比較的楽であり、すべての種目を一度は見ることができるということから、21日と23日のチケットを確保して観戦してきた。結果的に、22日と24日の男女シングルフリーはJSportsPlusで生中継があったので、現地観戦する日の選択はよかったと思う。

21日、ペアフリーが終わるのが23時予定なので、男子シングルSPはどこから見るか迷ったが、結局競技開始30分前には会場に到着してしまう。

今回から予選は廃止になった影響で、SPに42人が出場し、世界ランキングの下位の選手から先に出てきていた。下位の選手とはいえ、さすがに世界選手権というだけあって、それなりに見せ場のある選手もいた。序盤から会場では手拍子が起こっていて、盛り上げるという点ではいいのだろうが、手拍子すべきでない曲に対しても盛り上がっていることで、ちょっと不安を感じていた。ギリシャのZeus ISSARIOTISは職業ミュージシャンらしく、自分の曲を使ったプログラムだった。おもしろい振り付けで、06全米選手権のStephanie RosenthalのRock Itを思い出した。

後半に入ると、上位選手のみで構成されたグループとなってきて、さながらフリーの最終グループのような緊張感が漂ってくる感じとなる。日本選手は織田がまず出てきたが、演技開始前に変な掛け声で笑いが起こったり、滑り出すとすぐに手拍子が始まってしまって嫌な雰囲気となり、最初の3Aがすっぽ抜けてしまい悲惨な結果に。その後のバトルの演技がノーミスで終わるといきなりスタンディングオベーションとなってちょっとびっくりしてしまう。

最終グループに入り、個人的に楽しみにしていたジュベールの007のプログラムで4T-3Tを決めると自分もスタンディングオベーションをしたが、会場の雰囲気はバトルの時ほどの盛り上がりはなく、また別の意味で驚いた。その後、観客も織田の結果で学習したのか、高橋のときは演技開始後の手拍子はなく、それでも微妙な雰囲気だったがなんとかジャンプをまとめた。これまでにマスコミからかなりプレッシャーをかけられてきているという背景も頭にあったこともあり、スタンディングオベーションをした。その後のサンデュの演技では手拍子がひどく、選手がかわいそうになる感じだった。

ペアフリーは日本で試合を観る機会は少ないということもあって、男子シングルSPより楽しみにしていた。前半の下位グループでもそれなりにまとめてきているという感じだったが、シングル上がりの選手が多いせいなのかわからないが、ジャンプシーケンスでなくてコンビネーションを入れる組が多かった。また、要素として2回入れるジャンプのうち、1つ目に単独を持ってきて、2つ目にコンビネーションorシーケンスを持ってくる組が多かった。これまでの試合で、1つ目にジャンプシーケンスを持ってきた組で、1stジャンプをステッピングアウトや転倒したときに、2ndジャンプがシーケンスの一部とは認められずに、2つ目の要素ととられてしまい、本来2つ目の要素のジャンプが3つ目となってノーカウントとなる例が多かったので、どの選手も対策してきているんだなぁ、とこの時点では思っていた。

第3グループに入り、ペトロワ/ティホノフ組の棄権が伝えられる。場内FMでは競技開始前に伝えられていたが、それでも会場からは残念がる声が。さらに、ウォームアップの最後にシュデック組がすでにリンクから上がっており、女性がしゃがんで泣いている映像が映し出されており、嫌な予感を感じさせられる。前日のSPでリフトのミスで出遅れた中国のジャン/ジャン組はさすがという演技で高い点数を出す。シュデック組はコールされても出てこず、結局あいさつだけ出てきて棄権という形に。場内からは健闘をたたえる拍手がやまない状況で、感動する場面だった。これが引退試合だったらしく、とてもかわいそうだった。

第4グループに入り、ウクライナのVOLOSOZHAR / MOROZOV (女性のカタカナ表記がわからないので英語のまま)組がとてもいい演技をする。カナダのMARCOUX / BUNTIN組は雰囲気のあるプログラムで、スロージャンプのスピードが目立った。この2組はフジテレビの放送で放映がなかったのが残念だった。アメリカの井上/ボールドウィン組は、スロー3Aを含めてジャンプの失敗が目立ってしまった。これが引退試合と表明していただけにかわいそうだった。

最終グループに入り、個人的に注目していたドイツのサフチェンク/ソルコヴィ組だったが、最初のシーケンス予定のジャンプをミスし、2回目のジャンプをシーケンスに変えるというペア競技ということを考えるとしっかりした対策で被害を少なくしたが、得点は伸びず2位が微妙になってしまう。中国のチェン/ツァオ組は、タイスの瞑想曲のプログラムで、Side-by-sideのスピンがそろってなかったこと以外はすばらしかった。自分も含めて会場全体がスタンディングオベーションだった。

その後、ロシア代表の川口/スミルノフ組。大会前から、GPのロシア杯での出来から考えてある程度はやれると予想していたが、前日のSPの出来はすばらしく、最終グループ入りという驚く結果だった。フジテレビが事前にちゃんとフォローできてなくて井上組ばかり取り上げていたのは笑わせてもらったが。フリーでは、最初のジャンプシーケンスの1stジャンプでミスしてしまい、シーケンスの2ndをそのまま飛んでしまった時点でやらかしたという感じになってしまった。その後のスロージャンプを川口さんがなんとかこらえていたのはすごいという感じだった。得点は低くなってしまった(後でプロトコルを確認したら、シーケンスの2ndの3T、その後の2Aともに無効になっていた)が、トリプルツイストなどもよかったし、組んでからまもないことを考えると、今後が非常に楽しみ。ロシアの一番手として期待されすぎないか心配なところ。

最後に中国のパン/トン組がオペラ座の怪人のプログラムでパーフェクトな演技をし、サフチェンコ組を抜いて2位となった。

ペアの試合は、ダイナミックなリフト、高さと幅のあるスロージャンプなどもあってとても楽しめた。日本でも男女シングルの選手層がかなり厚くなってきていることもあり、これからペアやダンスに転向する選手も増えていくことを期待したいところ。

席はジャッジ側の南東で、キスアンドクライの上あたりのエリア、S席だったがとなりはA席というあまりよいところではなかったが、それなりに楽しむことができた。手拍子がかなり気になったし、最後列だったので、後ろの物販のお店とか、通路で話をする人の声とかが気になった。今回は特設リンクだったし、会場自体が向いてなかったんだろうなぁ。

場内FMで伊藤みどりと天野氏が解説をしていて、非常によかった。演技中はじゃまなので聞かずに、演技後の解説を聞いていたが、得点が出た瞬間にプロトコルが手元でわかるらしく、ジャンプのダウングレードなどをすぐに指摘してくれてとてもよかった。フジテレビの実況・解説と入れ替えて欲しいものだ。

22日は男子フリーをJSportsでTV観戦。前日の手拍子が醜いと感じた人がかなりいたようで、2ちゃんねるなどでもかなり話題になっていた。そのせいかわからないが、手拍子は劇的に改善されていた。第2グループから、スウェーデンのベルントソンは、ディスコ系の音楽を使っており、最初から手拍子で問題なかったが、ジャンプをすべて決めてパーフェクトな演技で、PBを大きく更新する。SPでの電話がなって頭を抱えるのが特徴的な選手。フリーだけでは最終的に7位だった。日本の織田はプログラムをミッション・インポッシブルに変えてきていたが、どう見てもジュベールのマトリックスや007などとイメージがかぶってしまった。3-3-3は見事だったが、ジャンプコンボを4回やるなどあいかわらずな面も。やはりショートの出遅れが大きかったが、最終順位はかなり上げた。3-3-3は確かにすごかったが、新採点方式だとあまりメリットはないなぁ。それよりは4回転を頑張ってほしいところ。3-3-3が評価されるように採点システムを変えて欲しいとは思うが。

第3グループに入り、ミスが目立つ展開が続いたが、最後のチェコのベルネルが4Tを2回入れるほぼパーフェクトな演技をして驚かされる。

最終グループ、ライサチェックのカルメンは不発。ウィアーもミスを連発。ランビエールはフラメンコ調の新プログラムを披露したが、途中で手を叩く演技が入ると、なぜか手拍子が発生してしまい、台無しに。演技自体はすばらしかったが、手拍子のせいで見ている側として集中力をなくしてしまった。前日に現地で見ていなければそこまでは感じなかったのだろうが。ジュベールは4回転を1回に抑えたが、ノーミスで総合トップに。高橋のオペラ座の怪人は、最初の4Tの軽いお手つき以外はノーミスというすばらしい内容に。この演技を現地で見た人はうらやましいと思った。ただ、SPの出遅れが大きく、ジュベールを抜くまでにはいかず。SPでは良かったバトルは自滅してしまい、ジュベール優勝、高橋銀が確定。

面白い展開だったが、今季は強かったジュベールはうまくまとめた。高橋はいろいろなプレッシャーがあったにもかかわらず2位ですばらしいと思った。今回の結果から、来シーズン以降はトップクラスは4回転を1回は入れるのが必須となり、バンクーバーまでには2回以上入れる選手による争いになると感じた。

長くなったので、23日分以降は別エントリに。
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2007年01月02日

荒川静香関連書籍「Tira mi su―だから私はがんばれる!」「金メダルへの道」を読んだ

Tira mi su―だから私はがんばれる!金メダルへの道を読んだ。

ともに荒川静香がトリノで金メダルをとるまでについての本。金メダルへの道のほうはNHKスペシャルの取材班がかかわっているドキュメントという感じ。対してTira mi suは荒川静香本人のホームページやファンのメッセージからの内容という感じ。内容はかぶっている点も多いが、トリノ直前に関心を持った自分のような人には金メダルを取るまでのいろいろなエピソードが分かって非常に楽しめる内容だった。

GPシリーズで相手が強いところに割り当てられて3位が2回続いてGPFに行きそびれたり(今シーズンのマイズナーも同じような感じだ)とか、全日本の後ですべりこみで代表になったこととか、直前にFPの音楽だけをトゥーランドットに変えたとか、GPシリーズ後にコーチを代えたとか、いろいろなエピソードが書いてあった。全日本の結果次第ではオリンピック代表から漏れる可能性もあったということで、結果的に金メダルを取った荒川静香さえ代表になるのが大変な日本のレベルはすごい。
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2006年12月29日

第75回全日本フィギュアスケート選手権観戦

第75回全日本フィギュアスケート選手権を観戦した。(結果ページはこちら)

12/28のアイスダンスOD、女子シングルSP、男子シングルFPを観戦。フィギュアスケートの競技会を観戦するのは今回が初めて。運良くチケットがとれたので、わざわざ名古屋までいくことにした。

新幹線で名古屋に着いた後に岡崎行きの電車に乗ったはずなのに、レインボーホールの最寄り駅である笠寺駅へはいかず金山から中央線にはいってしまう。千種で気づいて折り返してなんとか試合開始に間に合う。

まずはアイスダンスOD。課題はタンゴ。渡辺/木戸組が順当に1位。アメリカとの二重国籍かなんからしいReed兄弟はステップの途中で女性が転倒するアクシデントがあったものの、点差は大きく開かずに二位につけた。Reed兄弟は実質は外国人というだけあって表現力などがあるように感じた。今後が楽しみ。

その後、女子シングルSP。大きなミスをする選手も少なく、とてもレベルの高い大会となった。気になったのは、そんなに悪い感じでもないと思った無名の選手に対しての点があまり出ないことだった。ジャンプを3つ決めてるのにTESが10点台後半に押さえられたりとか… 後でプロトコルを見れば理由はわかるんだろうけど。

第1グループでは鈴木明子、澤田亜紀が抜けていたと感じた。第2グループは強豪が集まった。安藤美姫がほぼパーフェクトな演技で69点台を出し、浅田真央も同様にミスのない演技でなんと71点台。このグループには個人的に注目していた武田奈也がいた。得意の3Loからのコンビネーション、2Aをともにきれいに決めたが、シニアの試合ということで課題ではないにもかかわらず挑戦した(と思われる)3Fを跳んだ瞬間に2Fにしてしまったようだった。それでも51点となかなかの点数。

第3グループ。恩田美栄はGPシリーズでいまいちの評判だったためか曲を変えたことが功を奏し、ジャンプを完璧に決め、高得点に。復活をかける太田由希奈もジャンプを決めていい得点を出してFP最終グループ入り争いに加わる。第4グループ。著名な選手はいないということもあり、フジTVの実況解説陣も席をはずすなか、ジュニアから参戦の水津瑠美はコンボジャンプが2-3となるなどの失敗はあったものの、いい演技を見せた。全日本ジュニアで放映されたFPのフラメンコ調のプログラムはよかったので、FPに期待。

第5グループには2番手グループの選手が多く含まれた。浅田舞はよい演技を見せて55点台を出し、FP最終グループ入り。中野友加里は完璧な内容で終わった後に本人も満足した様子でなんと63点。曽根美樹はそんなに注目されている選手ではないようだが、ジャンプを完璧に決めて演技中にガッツポーズも出るなど会心の演技。TVで放映されるかわからないけど、実際に現地で観戦するときにはこういう選手が完璧な演技を決めて喜んでいるのを見るのはいいものだと思った。大トリで村主章枝だったが、3Fが回転不足で着氷も乱れてしまったことが影響して58点といまいち伸びない結果。中野と5点の差はFPで逆転可能な範囲なんだろうが、かなりプレッシャーがかかる立場になってしまったことになる。

ほんとうに各選手がミスの少ない演技を続け、よい流れとなっていたと思う。ちゃんと筆記用具を持ってよかった選手をメモっておくべきだったと後悔。それにしても10位あたりの選手でも海外だと簡単に世界選手権代表になれるレベルだと思うし、その下もそんなに差はない感じでレベルがものすごく高いと感じた。

この頃から寒さを感じるようになり、どちらかというと足が寒い感じに。ひざ掛けは持ってなかったものの、防寒用にセーターを1枚持っていたため、それをひざ掛け代わりに使ってしのぐ。リンクの窓の上の方が開いていて外気を取り入れているような感じだったのも寒かった原因かもしれない。

その後、男子FP。前日のSPの結果を受けた滑走順ということもあり、第1、第2グループは観客もまばらな状態。フジTVの実況陣はおらず、カメラもほとんど回ってない。男子FPは4分30秒であり、女子SPの2分50秒と比較するとかなり長いため、最初のほうは見ていて集中力が切れてしまいつらい状態に。見ていて演技中にジャンプを何回跳んだか途中でわからなくなってしまうという感じだった。得点が出るまでの待ち時間で目を瞑って体力回復に努めた。第2グループになってしまった無良崇人はジャンプを完璧に決めて大きくリードする形に。最終的にFPだけでも7位となる演技だっただけに、このときにフジTVのカメラが回ってなかったのは痛かった。

第3グループ。GPシリーズにも出場していた柴田嶺は得意のビールマンスピンを見せ、無難な演技。3Aを持ってないのがこの人の弱点なのだが、3-3を見せた。このグループからは3Aを2回入れる選手も増え、前のグループとはちょっと格が違うと感じた。

いよいよ最終の第4グループ。高橋大輔と織田信成の優勝争いが注目されていたが、他の選手もよい演技を見せた。神崎範之はジャンプをパーフェクトに決めるなど会心の演技で見ていて感動した。高橋大輔と同じ曲だったが引けをとらないという意気込みを感じた。濱田美栄コーチのほうが感激して泣いている状態だった。南里康晴はジャンプの失敗はほとんどなしで、3Aも決めて神崎範之を上回る。前の選手の好演技の影響か緊張している感じだった織田信成は、2回目の3Aで転倒してしまうものの、他はまとめて150点を超えて暫定トップに立つ。小塚崇彦は3Aの着氷乱れの他にもジャンプの着氷で乱れが続くなどいまいちの内容。そして最終の高橋大輔が登場。女性ファンや子供の応援が最高潮に達した。オペラ座の怪人の演技はジャンプを含めて完璧で文句のつけようがなく、この演技を世界選手権にとっておけないのが残念という感じ。演技終了後に選手も観客も勝ちを確信していて拍手がなりやまない状態だった。

初めての観戦で長丁場がかなり疲れたが、現在の非常にハイレベルにある日本の国内選手権といういい試合を見れて非常に満足している。普段TVで見るのは上位選手ばかりだが、中堅〜下位の選手もレベルは高く、見ていてすごいと思った。中堅〜下位の選手もぜひTV放映してほしいものだ。

なお、観客に子供連れが多く、選手の演技中でも子供がだだをこねるなど、ちょっと観戦しているときに気になった。

自分はSS席でジャッジ側とは反対側のキスクラの近くで前方の席だったが、演技終了後に投げ入れる花束や人形などがことごとくリンクに届かずにRS席の人に激突したりしていたのが気になった。ちゃんとリンクに投げ込んだ人は逆に「おお」と注目されるような感じだった。

ジャッジ側反対のB席あたりに選手・関係者席があり、早々に演技を終わらせた澤田亜紀などを見た。最終グループのときは浅田舞の演技開始直前に浅田真央がいる様子が映し出されるなど余計な演出で観客が反応してしまい、選手の集中力をそぐ原因になっていた。

選手の敬称は略。

なお、このエントリは名古屋駅近くのネットカフェから書いている。初めてネットカフェなるものを利用しているのだが、安いビジネスホテルに泊まるのとあまり変わらない快適さで、値段も安いのですばらしいと感じた。ネットカフェにもはずれはあるようなのでよいところを調べるのは面倒だけど。パソコンを持ち歩かずにこういった感じでインターネットにアクセスできるのは非常にうれしい。

[12/30追記]
女子FPも終了し、プロトコルもアップされたので、上の記述で間違っている部分は修正。女子FPの最終グループは去年のようにはいかず浅田真央以外はいろいろと失敗やハプニングがある展開だったけど、まあ順当な結果だったんでしょうね。中野は3Aに挑戦して回転不足で転倒したけど、GPシリーズのときに見せた不可解な3Lz+2A+SEQもなくなっていたし、世界選手権代表にふさわしいと思った。浅田真央のFPは最初の3Aをきれいに決めたこともあってすばらしい演技だった。点は出すぎだと思うけど。男子FPの放送は最終グループの6名だけだったけど、会場で見たときの感動がよみがえるような感じだった。最後の高橋の演技の後に会場で応援する女性の姿がTVカメラに抜かれていたけど、あのグループは自分がいた場所から見える位置にいて、ものすごいはしゃぎかたをしていた。最終滑走だったしすばらしい演技だったのでいくらはしゃいでも問題はないんだけど。

女子SPで下位選手に対するTESが低いと書いてたけど、プロトコルを見るとかなりダウングレードされていた。しかし、放送枠をあれだけ取っていて10人程度しか放送しないというのもひどいなあ。滑走順が悪くTVクルーの休憩時間に当たってしまったせいもあるんだろうけど、水津までカットされたし。無名の選手でもいい人はいたんだけど、放送されないと後でプロトコルを見て思い出すのも困難だし、ちょっと悲しい。会場でカメラ撮影ができれば衣装とかも後で振り返れるので思い出す材料にはなったんだけど、撮影禁止なのでしょうがない。

あと実際に見に行って他に気づいたことを今後の記憶のために書いておく。

競技開始の前に審判団の紹介がされ、各ジャッジが紹介されるたびに拍手を受けていた。こういう光景はTVで見ているだけではわからないな。JSportsやテレ朝で解説していた藤森美恵子、岡部由紀子といった方もいた。(敬称略)

各選手の演技が始まったときに会場の大型モニターの右上に演技開始からの時間が表示されていたが、音楽が鳴り始めたときから時計が動くのではなく、選手が最初に動き始めてから時計が動いていた。高橋のように音楽が始まっても雰囲気を出すためにしばらく止まっているような場合は、動きだしてから時間の計測が始まっていた。ちなみに、制限時間を大幅に超過する選手というのはほとんどいなかったが、男子FPの3番滑走の鳥居拓史は4分50秒くらいの表示であり、時間超過の減点を食らっていた。音楽の終わりとはあっていたので、ちゃんと時間を計ってなかったか、確信犯だったのかもしれない。(最初のほうにすべったわりには点数はよかった。)

選手の演技中に音楽に合わせて手拍子が発生することも多かったが、手拍子をしやすい音楽というのはそんなになく、会場も小さいほうとはいえ両端で100mは離れているので、どうしても手拍子がずれることが多いと感じた。自分が演技中に手拍子したのは最後の高橋のストレートラインステップシーケンスくらいだった。演技中にジャンプが決まったときには拍手をしていたが、コンビネーションジャンプの1つ目を飛んだところで拍手が発生するというフライングが回りでは多かった。3回転予定のジャンプが2回転になったときにはまったく拍手は出ないなど、見ている客はしっかりと見ている感じだった。女子SPの最後の村主の3F回転不足は会場が凍り付いていた。ジャンプの失敗には「あ〜」という感じの声が出ていた。

表彰式が終わって本日の大会は終了というアナウンスが会場に流れると同時に早歩きで会場を出て最寄駅に向かったが、意外と切符売り場は混雑しておらず、快速通過待ちをしていた列車にほぼ待ち時間なしで乗れてラッキーだった。(1時間に3本程度しか走ってなかった。)
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2006年12月23日

クリスマス オン アイス観賞

フィギュアスケートアイスショーのクリスマスオンアイス(Christmas On Ice)を観てきた。

公式ページとかないようなので、イープラスから概要を引用
出演(予定):荒川静香/エフゲニー・プルシェンコ/本田武史/ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュク/
G-Rockets/エレナ&アンドレ/他

“クリスマスファンタジック・アイスショー”。出演の荒川静香にとっては、
アマチュアからプロへ新しいスタートを切った2006年。
そんな彼女の今年の“舞”を関東で観る、最後のチャンスです。

12/20,21で昼と夜の2公演あって、自分は12/21の昼にいった。場所は新横浜プリンスホテルアイスアリーナ。

これがアイスショー観賞デビューとなった。平日開催ということもあってかチケットが売れ残っているようで、直前にヤフオクの相場をチェックしたら正規の半額以下となっており、落札してチケットをゲット。

新横浜の会場は意外と小さく、氷上の特設席を含めても1,500もないような感じ。東側の真ん中からちょっと南よりで、2Fの一番後ろ(といっても、4列しかなく、さらに2Fとあったが1Fと表示されていてもおかしくないくらいの段差しかない。)だったが、小さい会場とあってとても見やすかった。

時間になって、第1部開始。まずクリスマスツリーをイメージしたような釣りモノを作るようなオープニングで始まり、中からなんと荒川静香が出てくるというびっくりさせられる構成。

その後、ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュクによるアクロバティックなスケート。頭にヘッドライトつけた工事の人をイメージしたもの。

その後、ペアのスケーター(エレナ&アンドレ)。ペアはリフトなどでショーでは特に見栄えがある。競技で禁止されているらしい男性が女性の両足を持ってハンマー投げの投げる前みたいに振り回すのはすごいんだが、ちょっと乱暴な印象も受けてしまう。ミスったら大変なことになりそう。エレナ&アンドレは、プリンスアイスワールドにも出場しているらしく、プリンスアイスワールドの出演者紹介のページに記述があった。

その後、本田武史 (ペアと順序が逆だったかも)。3Aを転倒。イーグルはさすがと感じたが、ジャンプを北側で飛ぶことが多いと余計なことを考えてしまった。

その後、プルシェンコの登場。直前キャンセルで来ない可能性もあると思っていただけに、無事登場したことでほっとした。トスカ(トリノのSPと同じ)で、3Aを決め、サーキュラーステップとストレートラインステップではすごいステップを踏む。超人的なステップに感動。(関係ないけど、ジャンプやスピンの後には拍手が出るんだけど、ステップの後には拍手が出ない感じだった。小さく拍手しておいたけど。)

その後、荒川静香が登場。事前の予想ではYou Raise Me UpかAve Mariaだろうと思っていたが、なんとトゥーランドット(Nessun Dorma)だった。後で調べたが、アメリカのショーでマイケル・ボルトン トリビュート オン アイスというのがあり、そのときに使用したものらしい。ちょうど昨日GAORAで放送されたものを見たが、TVではトリノのときと同じような色の衣装だったが、今回のショーではほとんど濃い青で構成された衣装だった。かなり動き回る構成で、Y字スパイラルやスピンがすばらしかった。ジャンプも3Tを軽々と飛び、どうしても注目されてしまうイナバウワーは最後の最後だった。途中まではイナバウワーが出るかと思わせておいてスパイラルだったりイーグルだったりとじらすような感じだった。まあ、代名詞になってしまったのでイナバウワーを入れないといけないような感じなんだろうけど、そろそろイナバウワーなしのプログラムを披露したいと思ってたりするのだろうか…

ここで第1部が終了。20分の休憩の間に製氷があり、練習風景の映像が流れる。この映像で荒川静香がイヌを持ってスケートするシーンがあり、練習中に遊んでいるんだと思ったが、実は第2部の内容のネタバレだったみたいだ。

第2部に入り、それぞれクリスマスに寄せてメッセージを映像で流してから登場するスタイル。

G-Rocketsなのかどうかわからないが、クリスマスツリーをイメージした釣りモノの構成。クレーンが上下する音が気になったが仕方ないか。

ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュクによるアクロバティックなスケート。スーツを着ていたが、内容は以前有明でおこなわれたショーがTVで放映されたときに白鳥の湖としてちらっと映ったものと同じようで、スケート靴のまま両肩の上に立ったりとすごい内容。

エレナ&アンドレも第1部と異なるプログラム。スロートリプルジャンプやデススパイラルなども取り入れていた。やはり高いリフトはすごい。

荒川静香がイヌとともに登場。自分が飼っているティラミスという名前のイヌらしい。これで休憩中の映像が遊びじゃなくて練習だったことが判明。男性のスケーター3名が荒川にアプローチするような内容で、男性の一人(名前は不明)はバックフリップを披露。最後にプレゼントを渡すも荒川は全部断るという(定番の?)コミカルな内容。

本田武史はクリスマスナンバー。

プルシェンコはBaby Sex Bomb。赤ちゃんのスタイルでベビー服を着て登場し、放尿をイメージした水鉄砲、コミカルチックな男性ボーカルのOops! I Did It Againで客にアピールしながらのスケートの後、ベビー服を脱ぐとオムツバージョンで例のSex Bombに変わるという強引な構成。南側中央の客席の女性をつかまえたり、荷物を持っていったりと笑わせる。日本人でこういうコミカルさを出せるスケーターはあまりいないなぁ、と思った。織田信成あたりは期待できそうだが。

その後、荒川静香が登場。クリスマスナンバーで曲名は分からず。クリスマスのシーズンにしか披露しないという本人の紹介。

その後、全員が出てフィナーレ。と思ったが、その後に荒川の今年の活躍などを説明した映像が流れる。ここで映像が流れるということは事前にネットの掲示板を見て知っていたが、そんなにひどい内容でもなかった。映像が終わった後に、再度荒川と女性陣が登場。SMAPの椿のCMらしい(普段TVのCMは見ないのでよくわからず。) その後、また全員が出てきてフィナーレという構成だった。

アイスショーは初めてだったが、今年のトリノオリンピックの男女シングルの金メダリストがともに登場し、内容的にも満足だった。荒川静香は大活躍で、少なくとも5種類の衣装で登場するなど大忙しという感じだった。

おみやげというか、入場時にクリスマスをイメージした白と赤のスケート靴の型のバッグと荒川静香のクリアファイルをもらった。バッグにはメッセージカードとツバキのシャンプー/コンディショナーの試供品が入っていた…

事前に寒いと聞いていたが、座ったときはたいしたことないと感じ、観賞中は外にいるときと同じような格好のままだった。観賞に夢中になっていて寒さを感じなかったのかもしれない。終わって帰宅する途中から頭痛がするような感じになり、その日の夜は早めに寝ることになってしまった。普段の睡眠不足が影響したのか、観賞したときの寒さが影響したのか、寄り道した新横浜ラーメン博物館でラーメンを2杯食べたのが影響したのかわからないが、次回からは到着した直後に寒さを感じなくても防寒対策をしっかりしておきたいと思った。

会場では今回の公演に関するパンフレットのようなものはなし。普段はあるものらしいが、準備されてなかった。

今調べていたら主催(?)のチケットコールのサイトにも情報があったので、一部引用。
銀盤のプリンセス荒川静香が舞う

クリスマス オン アイス
2006年 12月 20日(水) 2公演

開場 13:00 開演 14:00
開場 18:00 開演 19:00

2006年 12月 21日(木) 2公演

開場 13:00 開演 14:00
開場 18:00 開演 19:00

新横浜プリンスホテルスケートセンター

トリノの金メダリスト、今年最後の夢の共演!!

 荒川静香が銀盤に舞い降り、プルシェンコが華麗なステップをくりひろげ、そして本田武史がクリスマスナンバーにチャレンジ!!エンターテイメントあふれるファンタスティックなアイスショー!!

 公演の1部は、アクロバティックなアイスショー。アクロバットダンスチームG−Rocketsによる空中演舞に合わせた、スケーター達のコラボレーションなど、華麗でエキサイティングなショーを展開。
2部は、クリスマスムードあふれる音楽で、皆様にクリスマスシーズン、よりいっそう心華やぐひとときを楽しんでいただきます。

 プロスケーターとして新たなスタートをきった荒川静香が、今年一年の感謝の思いを皆様に届けます。今年のクリスマスシーズン、スケーターたちによる夢と感動あふれるアイスショーを是非お楽しみください。



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2006年07月17日

「浅田真央、15歳」を読んだ


浅田真央、15歳を読んだ。

まだ15歳であり、急激に頭角を現したのも昨年後半ということもあり、内容的には大した話はなかった。数十分で読み終わる内容。以前読んだ八木沼 純子の本と同様に、このレベルでスケートをやっていくのはいろいろと大変なんだなぁ、と思った。母親の話も含まれているが、姉も活躍しているということもあっていろいろと大変らしい。

この年齢でオリンピックで優勝した過去のスケーターもいるわけだけど、冷静に考えれば中学を卒業したばかりだし、過度なプレッシャーを受けずにがんばってもらいたいものです。難しい年頃なんでしょうけど…
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2006年04月21日

「女子フィギュアスケート―氷上に描く物語」を読んだ

女子フィギュアスケート―氷上に描く物語 (八木沼 純子 著)を読んだ。

現在の日本の女子フィギュアスケートの状況についてと、著者自身の話について書かれている。前作を読んで興味を持ったので読んでみた。

現役時代の話はとても興味深い内容だった。著者がどうだったという内容だけど、いま現役で活躍してる選手もこんな感じなんだろうなぁ、と思った。でも14歳でいきなりシニアの国際大会に始めて出てそれがオリンピックというのもすごいなぁ。まあ、伊藤みどり全盛の時代だったしあまり著者の現役の頃をよく知らないんだけど。

プロスケーターとしての仕事の内容や、キャスターの経験についても書いてあり、へぇ〜という感じだった。
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2006年04月15日

フィギュアスケート:2006年全米選手権を見た

今さらながら、ESPNで再放送された2006年全米選手権をレコに取ったやつを見た。日本語の放送が現地の解説を無理やり訳したような感じで合わなかったので副音声にして英語放送にしたけど、日本の放送局とあまり変わらない内容だと思った。新採点方式の説明をちょっとていねいにやっていたような気がするけど。

上位選手の話は置いといて、女子SPのStephanie Rosenthalというのがすごかった。無名の選手ということだが、テクノ系のプログラムでフィギュアスケートの常識を覆す感じだった。観客もかなり盛り上がっていたなぁ。曲はハービー・ハンコックの"Rock It"。参考の関連記事を見つけたので英語だけどリンクしておく。Spotlight on Stephanie Rosenthal (Unseen Skaters)

youtubeにあったのでリンクしておこう。
YouTube: Stephanie Rosenthal 2006 U.S. Nationals SP to Rockit
ジャンプはあまり得意ではないようで、FPでも3回転のジャンプはいまいちだった。それでも無名の選手でこの順位はすごいと思うけど。

全米選手権関連のURLを張っておこう:
U.S. Figure Skating
2006年全米選手権のサイト
Judges Scoresへのリンク 上のNEWSのところからたどれた。

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2006年03月21日

「日本フィギュアスケート 氷上のアーティストたち」を読んだ

日本フィギュアスケート 氷上のアーティストたち (八木沼 純子 著)を読んだ。

トリノオリンピックをむかえる2005-2006年シーズンの日本フィギュアスケートの男女の有力選手を八木沼純子が紹介している本。

最近興味を持った立場からいうと、とても興味を持てる内容でした。金メダルをとった荒川静香もいろいろと苦労してきたんだなぁと。

有力選手が多いという状況になっていて国内での争いも大変になっているとか。何度か聞いたことはあったけど、スケートリンクが少なくて選手が練習する環境が劣悪な状況になっているらしい。早朝とか深夜に練習しているというのもすごいと思った。

その他に、日本の有名なコーチに聞いた内容とか、著者がプロとしてどう思うかなどが書いてあった。

コラムとしてジャンプの種類について書いてあるんだけど、やはりアクセル以外のジャンプは見分けがつかないなぁ。後は後ろ向きで長く滑ってそのままジャンプするのがルッツというのも何となく分かり始めたけど。トゥループ、サルコウ、ループ、フリップは見分けがつかない。

[3/25追記]
Yahoo!に以下のページが紹介されていて、ジャンプの種類の見分けの勉強に使えそうだと思った。
フィギュアスケートの技の種類紹介
フィギュアスケートのジャンプの種類、見分け方
posted by mako at 17:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

フィギュアスケートに関するメモ

トリノオリンピックで日本選手が金メダルを獲得した女子フィギュアスケート。昨年末の浅田真央が出場できないという騒ぎがあったことでちょっと気になり、全日本選手権から見てみた。

新採点方式などいろいろと変わっていてはじめは浦島太郎状態… オリンピックもテレビで見たけど、おもしろいですね。かなり興味がわいてきました。

また、使われている音楽もさまざまなようで、クラシックやオペラなどは普段聞かないのだけど、これを機会にいろいろと聞いてみようと思った。荒川静香がSPで使っていたショパン幻想即興曲あたりは聞いたことがあって名曲だと思うけど曲名がすぐに出てこない。とりあえず図書館に予約入れたけど、同じことを考える人が多いのか数人待ちだし… カナダの選手がSPでLike A Prayer / Madonnaを使っているのは分かったが、それ以外で自分になじみが深いのは、Merry Christmas Mr. Lawrenceやエキシビジョンでカナダの男子シングルの選手(だったと思う)が使っていたPlayed Alive / Safri Duo あたりくらい。MadonnaのLike A Prayerは何度聞いてもいい曲だ。ぜんぜん関係ないけどLike A VirginとMaterial Girlもいい。

いろいろと参考サイトを調べてみたのでメモ代わりに。


テレビでの放映もいろいろとあるようで、NFLとサイクルスポーツ観戦用に契約しているJ SPORTSとGAORAでも放映していた。

posted by mako at 13:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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