2009年05月06日

LFJ2009 5/5にいってきた[part 3/3]

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009の5/5分にいってきた。part 2/3のエントリの続き。

20:15となり、本日一番楽しみにしていた無伴奏ヴァイオリンのプログラムへ。相田みつを美術館は予定時間になっても開場せず。トイレに行ってから戻ってきたところで5分遅れ程度で開場。美術館の一室を臨時に音楽ホールにしたという部屋で、美術品の展示品が壁に飾られている部屋で演奏を聞くことになった。こういうのはなかなか体験できないだろう。席は110席とさらに小さい。1人2,000円で22万にしかならないと考えると安すぎるのでは、と思ったが、演奏者は前日までの金沢LFJ含めて多数の公演をこなしているので気にしないことにした。部屋に入る前に控え室からヴァイオリンの音が聞こえたりして、本番前の最後の練習をしている様子がうかがえた。席はほぼ中央で楽譜の置いてある場所から5mもないような近さであり、期待はかなり高まった。

その後時間となり、ファニー・クラマジランが入場。[313]の公演とは違うドレスを着ていた。早速BWV1001番の演奏に入る。無伴奏モノの演奏はTVでは何度か見たことがあったが、やはりすごい迫力で演奏し、すばらしい演奏で圧倒させられた。前の人の頭の位置にもよったが、弓使いや左手の使い方、体全体の動きなどを見ることができ、すばらしい体験だった。楽章の間で奏者が楽譜のページをめくる音が聞こえてくるなど、小さい会場ならではでの臨場感もあった。裏でマタイ受難曲やヨハネ受難曲のプログラムがおこなわれていたが、それらを捨ててこのプログラムを選択したのは正解だったと確信した。ソナタ第1番の演奏が終了し、拍手の中、奏者はいったん退場する。

その後すぐに奏者が現れ、今度はイザイのソナタ第2番の演奏に。奏者はイザイの無伴奏でCDデビューしていたりと得意な曲だけあって、さきほどよりさらにすばらしいと思える演奏だった。この距離感でこの演奏を聴くことができたのはすばらしい体験だった。終了するとさっきよりさらに大きな拍手がおきた。

その後、再度登場し、今度はシャコンヌの演奏に。イントロの部分の多重音も難なくこなし、その後もすばらしい演奏だった。終わっても拍手はやまず、観客はアンコールを要求したが、当初からアンコールはなしという予定だったもようで、数回のカーテンコールに応えたときにもアンコールはないということを間接的に伝えていた。予定通りの21:15頃に終了した。

この公演は大当たりだった。奏者にかなり近いところの席だったのもよかった。ヴァイオリンの演奏に圧倒させられた。LFJの意義は小さいホールでのこういった演奏だと感じた。
[382]
開演 20:30 / 開場 20:15
会場 相田みつを美術館

ファニー・クラマジラン(ヴァイオリン)

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
1. Adagio
2. Fuga
3. Siciliana
4. Presto

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 作品27-2
1. Obsession(執念)
2. Malinconia(憂鬱)
3. Danse Des Ombres(亡霊の踊り)
4. Les Furies(フュリ(復讐の女神たち))

J.S.バッハ:「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004」よりシャコンヌ
その後は東京駅まで地下を歩き、電車に乗って帰った。

全体を総括すると、ハズレを引いたりもしたが、初のクラシックコンサートという意味では良い時間を過ごせたと思った。いろいろと学習していき、今後もコンサートを聞きに行く機会を増やしたいと思った。

また、バッハの偉大さを改めて認識した。バッハをテーマとしてこれだけのプログラムが組まれていたわけで、しかもオルガンがないという制約付きなのに。








































今回の反省点(わかったこと):
・自分の知らない曲や知らない部分だと、睡魔が襲ってくるorz。知らない曲との出会いというのもいいとは思うけど、自分はまだそれを楽しめる域に達していない。逆によく知っている曲や自分が興味を持っている楽器・曲であれば楽しむことができた。事前予習もやったんだけど、3プログラムもあったし集中して聞き込んだわけじゃなかったからなぁ。
・欲張りすぎて失敗だった。追加の[335]や、[313]の前の時間帯に「のだめワールド」を見に行ったのは余計だった。ただ、あまり興味のないマタイとかヨハネとかを評判だけで選択しなかった判断はよかった。
・逆に、興味のあった無伴奏チェロのプログラムを聞けなかったのは後悔した。[335]ではなく、[356]のタチアナ・ヴァシリエヴァの無伴奏チェロを聞きたかったが、このプログラムはダンス付きで値段が高くなっており、ダンスは邪魔で不要と思って避けてしまうという判断がいけなかった。ただ、ダンスは邪魔なのでそもそもプログラムには含めないで欲しいと思う。(芸術性はあるんだろうけど、個人的な意見として音楽に集中したい。)
・空いた時間の過ごし方が難しい。夕方を過ぎると座ることができるスペースはそれなりに確保できたけど、昼間は無理だった。逆に考えると、夕方以降のプログラムを2つほど選択して参加するのがよいのかもしれない。限度としても3つまでだと思う。逆に無理に空いた時間を埋めようとせず、近くの喫茶店などで何も考えずに過ごすほうがよいのかもしれない。
・LFJの意義は、小さいホールでの演奏家との距離感にあると感じた。キャパが小さい分チケット取りは大変なんだろうけど。
・もうちょっと経験を積んでからだろうけど、コンサートに何を求めるかということを考えないといけないと思った。最初のホールAでは演奏や音楽自体は悪くなかったものの、そんなに後ろのほうの席でないにもかかわらず舞台から遠く感じて臨場感がなかった。最後の無伴奏は距離感も近くよかったと思えた。音楽を聴くだけならCDでもいいんだから、それ以外のものを求めたいとは思う。(例えば、CDだとどこでソリストが演奏しているとかわからないが、実際にコンサートにいけば分かるし。ただ、それはDVDやTVでもわかるんだけど。)

その他:
・LFJのチケット取りは、数回に分けて販売されたりしていたが、狙っているものが1〜2つしかなくて、それが超人気公演(今回で言えば村治香織とか小曽根真とか)でなければ、一般販売で10時直後に買えば確保は可能。ただ、それまでにどのプログラムをどう選ぶかを勉強して決めておかなければならない。今回は初めてということや仕事が忙しかったこともあり、事前調査が明らかに不足していた。
posted by mako at 16:58| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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