2009年02月08日

「お金持ちになるマネー本厳選50冊」を読んだ

お金持ちになるマネー本厳選50冊 (水野俊哉 著)を読んだ。

成功本50冊「勝ち抜け」案内成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内の著者が、マネー本というジャンルで50冊を取り上げたもの。

比較的最近の本が取り上げられている感じであり、金持ち父さんなど前著で取り上げられている本は含まれていない。「簡単に儲かる」的な本をあっさり排除しているのもよい。前作までと同様にトップ10なるまとめがあり、案の定マネー本を多く読んだことのある人ならいきつくであろう結論に至っている。

最近はあまりマネー本を読まなくなってきていたけど、自分がこれまでに読んだ本からまとめると、パッシブ運用、ドルコスト、分散投資、複利といったことが最終的にはキーワードとなっており、同じような結論になっていた。ただ、この本が出版されたのは2008年11月であり、デカップリング論が崩壊して分散投資の意義が薄れてしまっている相場環境だったり、長期投資を否定するような急落局面だったりで、タイミングが悪いとしか言いようがないと思う。正規分布の標準偏差を大きく超えるファットテール現象についても述べられており、奥が深い内容となっている。

また、以前読んだこともある貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメントという本から、「短期投資志向になると投資関連に使う時間が多くなってしまい、人生のクオリティ・オブ・ライフが損なわれる」といった記述が取り上げられており、最近の相場下落で株などの投資情報収集にかける時間が多くなってきていることについて再考が必要と感じている。現在の相場状況は長期投資のための仕込みをする絶好の機会なのか、落ちるナイフをつかみにいっているだけなのか、という判断は難しいけど。

他に既読の本でマネーの公理が紹介されていたが、これも良い内容だったと記憶している。本を読んだときに作成したメモを読み返してみたけど、なかなか実践するのは難しい内容であり、頭ではわかっているけど実行できていないというはがゆい状況にある。上に書いたのと矛盾してるし…

最後のまとめのトップ10の9位として、「最強の投資商品はあなた自身である」という内容が紹介されている。これは、マネー本というよりはビジネス書の内容であると著者も書いてあるが、「労働報酬と同じ額を投資からの収入で得ようと思ったら、とんでもない運用額が必要」⇒「利回り5%の金融商品と比較すると、年収300万の人は6,000万の金融商品と同じ労働価値である」⇒「若いうちは無駄な支出を減らし、将来投資に回すための元金をためながら、本業のキャリアアップやスキルアップを計るのが、もっとも効率の良い運用方法である」というあたりは、核心をついており良い例え方だと思った。投資関連は半分趣味になっているので、使う時間を減らすのはなかなか難しいところだが。

さすがに自分もいろいろな本を読んできただけあって、このマネー本という分野の内容については同意できる部分がかなり多かった。

自分が今後読んでみたいと思う本も何冊かあったのでメモとして残しておく。

posted by mako at 00:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ビジネス本・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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